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最強肉体派アクション俳優ジェイソン・ステイサムの猛攻は止まらない。新たな主演作となるアクションスリラー(タイトル未定)が間もなく開始するカンヌ国際映画祭のフィルムマーケットでバイヤー向けに出品されることが分かった。米が報じている。

本作は、スコットランドの離島に住むメイソン(ステイサム)が激しい嵐の中、海から少女を救出するが、その後メイソンの隠れ家が襲撃される出来事に次々と見舞われ、過去の亡霊と立ち向かうべく、現実社会に戻らざるを得なくなるというあらすじ。2024年11月にイギリスとアイルランドにて撮影を行う予定だ。

本作でメガホンを取るバルタザール・コルマウクルは故郷アイスランドにてキャリアをスタート。ジェイソン・クラーク、ジョシュ・ブローリン、ジェイク・ギレンホールら豪華キャストが出演した『エベレスト 3D』(2015)では、1996年にエベレストで実際に起きた大量遭難事故を過剰にデフォルメすることなく、淡々と現実を突きつける演出で印象付けた。イドリス・エルバが凶暴な雄ライオン相手にサバイブを賭ける『ビースト』(2022)など、過酷で容赦のない自然や動物に人間が対峙する描写に定評があり、これまで無数の敵を相手取ってきたステイサムにとって、嵐や過去の亡霊といった存在は前例のない敵となるかもしれない。

製作を担うスタジオBlack Bear Picturesのジョン・フリードバーグは「ジェイソンの爆発的なアクションにおける比類なきスキルと、ジャンルにおける実績の組み合わせに、キャラクターと物語を常に際立たせるバルタザールの気高く、躍動的な映画製作が合わされば、非の打ちどころのないものとなるでしょう。」と、本作のポテンシャルの高さに言及している。

ステイサムは、殺しの濡れ衣を着せられて逃走劇を繰り広げる新作主演映画『Mutiny(原題)』がカンヌ国際映画祭にて紹介されることがばかり。であるデヴィッド・エアー監督、シルベスター・スタローン脚本による『Levon’s Trade(原題)』も同じくBlack Bear Pictures製作作品だ。国際的組織から亡霊まで、ありとあらゆる敵に立ち向かうステイサムの猛烈なファイトとアクションをしかと見届けよう。

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