3月24日放送の『スッキリ』（日本テレビ系）に、極楽とんぼの山本圭が生出演。相方で番組MCの加藤浩次とコンビでの共演を果たした。

　この日、「天の声」として出演した山本。最初の「おはようございまーす」の声で、加藤は「僕は第一声でわかりました」と反応。ゲストの西川貴教が「きんしん者の方ですか？」と質問すると、加藤が「近親と謹慎の2つの意味がある」と笑わせた。

　最初は声のみの出演だったが、その後山本はスタジオに登場。加藤とお約束の小競り合いを演じた後、「加藤浩次が17年間、お世話になりました」と、頭を下げた。

　山本が不祥事を起こしたのは、2006年7月。加藤が『スッキリ』のMCに就任した直後のことだった。函館市内のホテルで強制性行為を受けたとして、17歳の少女が警察に被害届を提出。山本は所属していた吉本興業から契約を解除されている。被害者とは、その後に示談が成立、不起訴処分となっている。

　山本は2015年に芸能活動を再開。現在はネット番組やBSなどの出演はあるものの、地上波に出ることはほとんどなく、2023年1月の『人志松本の酒のツマミになる話』（フジテレビ系）への出演が、地上波キー局の番組として約5年ぶりのことだった。

　ネットでは、

《スッキリつけてたら極楽とんぼ見れて歓喜！》

《『スッキリ』が終わる前に極楽とんぼで番組に揃うの見られたのはちょっと嬉しかった》

《TV局の粋な計らい、勇気ある決断（個人的には山本さんはもうテレビに出て良いと思っていますが）17年間頑張った加藤さんへの感謝の気持ちと視聴者へのサプライズ的な感じだったのかな？》

　など、喜ぶ声がある一方、

《山本地上波出てええんかw》

《山本圭壱か…極楽とんぼは好きだったけど、それでも女性問題とか性加害者ってなんで社会復帰出来るのかすんごい謎》

《二度とテレビに出てほしくない一人ですが。よくもまあ、皆が忘れたとでも思っているのでしょうか》

　と、厳しい声も少なくない。

　山本は放送終了後に自身のTwitterを更新。

《カトちゃん　お疲れ様でした　まだまだ1週間ありますが　走り抜けましょう》

　と相方に呼び掛けた。

　加藤がMCを17年間務めた『スッキリ』は、3月31日で放送終了となる。