【開幕スタメン予想|湘南】攻守における「繋がり」を練磨。新戦力の小野瀬と山下にかかる期待
【布陣図】2023年シーズン J1全18クラブのポジション別最新序列
――◆――◆――
[試合情報]J1リーグ第1節/鳥栖対湘南/2月18日/15:00@駅スタ
昨季を知る既存のメンバーはチームの8割を超える。韓国代表GKソン・ボムグンをはじめ、今季新たに加わった5選手の順応もスムーズな印象で、先月の鹿児島キャンプを含め、トレーニングは始動間もない頃からクオリティとまとまりを感じさせた。
今季も引き続き、5位以内を目ざすうえで、克服すべき課題は得点力にほかならない。その点、注目されるのが新加入の小野瀬康介と山下敬大だ。守備のタスクを吸収しつつ、ビルドアップやチャンスメイクに携わるなど、共に早くからチームに溶け込み、あわせて非凡な決定力も発揮している。既存のメンバーとは異なる特長を持って攻撃を活性化させ、得点力の底上げにも期待したいところだ。
彼らが加わるFWとサイドボランチはしかし、とりわけ競争が激しい。阿部浩之やタリクのように両ポジションで起用されるケースもあり、コンディションや組み合わせ、ゲームプランなど、様々な要素を踏まえてスタメンは組まれるだろう。
総勢31人と、昨季に比してコンパクトな編成となった今季、熾烈な競争は前線だけに限らない。たとえばウイングバックにはパリ五輪世代の畑大雅が控え、最終ラインには山本脩斗や岡本拓也、大野和成など経験豊富なメンバーが集う。
アンカーでは永木亮太が新境地を開拓し、GK富居大樹はキャンプから好守を連発している。昨季はなかなか試合に出場できなかった若手や、今季加入した大卒ルーキーも懸ける想いは強かろう。かようにそれぞれ粛々と準備を重ねており、誰が開幕スタメンに名を連ねても不思議はない。
取材・文●隈元大吾
