docomoスマホ「AQUOS zero2 SH-01M」がAndroid 12に!

NTTドコモは30日、同社が「2019-2020年冬春モデル」として2020年1月に発売したハイエンドスマートフォン(スマホ)「AQUOS zero2 SH-01M」(シャープ製)に対してより新しいプラットフォーム「Android 12」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2022年8月30日(月)に提供開始したとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)または携帯電話回線(Xi/FOMA)によるネットワーク経由(OTA)で行う方法が用意されており、更新時間は約39分となっており、更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、ファイルサイズが大きいため、Wi-Fiでのダウンロードが推奨されてます。

更新後のビルド番号は「03.00.02」となるとのこと。なお、ビルド番号は「設定」から「デバイス情報」→「ビルド番号」で確認できます。主な更新内容は以下の通りですが、シャープの公式Webページ『Android 12対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』や『OSアップデート(ver.12) - よくあるご質問』も合わせてご確認ください。

○主なアップデート内容
1)プライバシー強化
2)クイック設定パネル・通知のリニューアル
3)スクロールスクリーンショットを追加

○改善される事象
4)より快適にご利用いただけるよう品質を改善いたします。
5)セキュリティパッチの更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2022年5月になります。)



AQUOS zero2 SH-01Mはシャープの高性能スマホ「AQUOS zero2」のNTTドコモ版で、シャープ初の自社開発の有機ELディスプレイを搭載した「AQUOS zero」の後継機種となっており、同様に自社開発の有機ELパネルを採用し、新たに4倍速の高速表示を実現しています。さらに大画面な高性能製品ながら約141gと超軽量設計で、独自の放熱設計と2つの充電ICを併用して充電時の発熱を抑える「パラレル充電」によって充電しながらでも長時間のゲームプレイが安心して楽しめるようになっています。

主な仕様は約6.4インチFHD+(2340×1080ドット)有機ELディスプレイ(10億色表示)やSnapdragon 855、8GB内蔵メモリー(RAM)、256GB内蔵ストレージ、3130mAhバッテリー、USB Type-C端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、NFC Type A/B、画面内指紋センサーなど。


さらに防水(IPX5・IPX8)や防塵(IP6X)、おサイフケータイ(FeliCa)にも対応なお、microSDカードスロットや3.5mmイヤホンマイク端子は非搭載。外装は軽くて強いマグネシウム合金フレームを採用し、サイズは約158×74×8.8mm、本体カラーはアストロブラックおよびミスティホワイトの2色展開。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

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発売時にはAndroid 10をプリインストールしており、その後、2021年1月よりAndroid 11が提供されてきましたが、今回、最新のAndroid 12が提供開始されました。更新方法は「設定」→「システム」→「詳細設定」→「ソフトウェアアップデート」を選択し、画面の案内にしたがって操作します。詳細は『「AQUOS zero2 SH-01M 」端末本体によるソフトウェアアップデート手順書(PDF形式:217KB)』をご確認ください。更新に際しての注意事項は以下の通り。

・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・Xi/FOMAでのパケット通信をご利用の場合、モバイルネットワーク設定でアクセスポイントをspモードもしくはmoperaに設定してください。
・Xi/FOMAでのパケット通信をご利用の場合、ダウンロードによる通信料金は発生しません。
・国外でアップデートを行う場合は、ドコモnanoUIMカード未挿入の状態でWi-Fi接続が必要です。。
・ソフトウェアが改造されているときはアップデートができません。
・アップデートは、本端末に保存されたデータを残したまま行うことができますが、お客さまの端末の状態(故障・破損・水濡れなど)によってはデータの保護ができない場合があります。必要なデータは事前にバックアップを取っていただくことをおすすめします。各アプリの持つデータについて、バックアップ可能な範囲はアプリにより異なります。各アプリでのバックアップ方法は、各アプリの提供元にご確認ください。
・アップデート完了後は、以前のソフトウェアへ戻すことはできません。
・アップデート中、本端末固有の情報(機種や製造番号など)が当社のサーバーに送信されます。当社は送信された情報を、アップデート以外の目的には利用いたしません。
・アップデートを行う前に、すべてのアプリを終了してください。
・アップデート中でも、各種機能を利用可能です。
・アップデートを行うと、一部の設定が初期化されることがありますので、再度設定を行ってください。
・PINコードが設定されているときは、書換え処理後の再起動の途中で、PINコードを入力する画面が表示され、PINコードを入力する必要があります。
・アップデートに失敗し、一切の操作ができなくなった場合には、お手数ですがドコモ指定の故障取扱窓口までご相談ください。
・以下の場合はアップデートができません。事象を解消後に再度お試しください。
 ・親機としてテザリングをしているとき
 ・日付・時刻を正しく設定していないとき
 ・必要な電池残量がないとき
 ・内部ストレージに必要な空き容量がないとき
 ・国際ローミング中
・アップデート中は電源を切ったりしないでください。
・更新ファイルのダウンロード中は電波状態の良いところで、移動せずに実行することをおすすめします。電波状態が悪い場合には、アップデートを中断することがあります。
・アップデート後にGoogle Playストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
 ※Android 11向けのアプリケーションはAndroid 12では正常に動作しない場合があります。
 ※Android 12に非対応のアプリによって端末の動作が不安定になる場合や、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
 ※各アプリケーションのAndroid 12対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。
・アップデート後、バージョンアップ後、「AQUOS便利機能」の名称が「AQUOSトリック」へ変更されます。また、以下の機能が削除され利用できなくなります。
 ・ナビゲーションバーを隠す設定
 ・かんたんモードの「アイコンの形」設定
・アップデート後、TWS+が利用できなくなります。TWSは引き続きご利用頂けます。
・アップデート後、ディスプレイの「明るさのレベル」の設定が引き継がれず、デフォルト値に戻ります。お手数ですが再度設定をお願いします。
・アップデート後、「シャープデータバックアップアプリ」がご利用できなくなります。データ引継ぎの際はGoogleバックアップなどをご利用ください。
・アップデート後、まれに「シャープデータバックアップアプリ」がアプリ一覧画面に表示される場合があります。この場合は、お手数ですがアンインストール(アプリの削除)を行ってください。


記事執筆:memn0ck


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