宇都宮市は子育て世代の「頼りあい」を促進させようと全国で初めて園児の保護者同士で情報交換などができるスマートフォンアプリの実証実験を来年の2月まで行うと発表しました。

実証実験は市内3カ所の保育園や幼稚園などを利用する保護者が対象で、スマートフォンアプリを活用して園やクラス単位で保護者同士が絆を深め、支え合うコミュニティづくりが目的です。

保護者同士がアプリを通じておさがりの譲り合いや子どもの送り迎え、託児の依頼など手軽に情報交換をすることができます。

アプリを利用して送迎や託児を行った場合のけがや物の破損に対する保険が備えられていて、万が一のトラブルにも対応できる仕組みになっています。

登録は無料で実験は来年2月28日まで行われます。

宇都宮市では利用者アンケートを通して「生活や子育てで頼れる人」の割合や「イベントへの参加者数」などを検証し、取り組みを進める方針です。