ロイ・ジョーンズJr.氏【写真:Getty Images】

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現役時代には財政上の問題抱えるも、引退後にビッグマネー掴む

 ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏は28日(日本時間29日)に元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏(ともに米国)とのエキシビションマッチに臨む。現役時代は共に一時代を築いた両者の激突へ向けて注目が高まる中で、ジョーンズJr.のファイトマネーは破格の28億円にも達するという。英紙「ザ・サン」が報じている。

 タイソンと拳を交えるジョーンズJr.は巨額の報酬を得ることになりそうだ。同紙は「ロイ・ジョーンズJr.の2020年の純資産:ボクシング界のレジェンドはいくら持っており、マイク・タイソンとの試合でいくら稼ぐのか」とのタイトルで特集している。

 セレブの保有資産や財務状況を調査するサイト「セレブリティネットワース」によると、ジョーンズJr.の現在の純資産は380万ポンド(約5億3000万円)。現役時代には4000万ポンド(約56億円)を稼ぎ出したという。

 一方で「ジョーンズJr.は様々な財政上の問題を抱えていたことも報じられており、2014年には連邦倒産法第11章を申告した」ともしているが、これ以上の借金を負わないために2018年まで戦い続けたことも記されている。

英紙仰天「彼の利益は2000万ポンド(約28億)程に上る可能性がある」

 現役時代にジョーンズJr.が最高のファイトマネーを手にした試合は2003年のジョン・ルイスとのWBAヘビー級タイトルマッチ。記事によると「1000万ポンド(約14億円)を手にし、試合の利益の60%も得た」という。

 そして今回の試合では「ロイ・ジョーンズJr.がマイク・タイソン戦で手にするのは750万ポンド(約10億円)と言われており、彼のキャリアにおいての最高額に並ぶ」「ジョーンズJr.とタイソンはペイパービューの利益も50%ずつ分け合うようだ。つまり、彼の利益は2000万ポンド(約28億)程に上る可能性がある」と伝えている。

 大きな注目を集める一戦はペイバービューで放送され、その売り上げに応じて大きな利益が得られる見込みだという。

 順調な仕上がりが伝えられる両者。巨額の報酬に見合うエキサイトな試合を見たい。(THE ANSWER編集部)