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茨城県境町で、一般公道をハンドルのない自動運転バスによる定時(定常)運行が本日よりはじまった。車輌は仏ナビヤ社の「NAVYA ARMA」(ナビヤアルマ)を3台使用。
ハンドルのない自動運転バスが公道を定常運行する事例としては東京羽田に継ぐ二例目。
自治体による事例としては日本初となる。ソフトバンク子会社のBOLDY(ボードリー)とマクニカが協力している。

当初は2020年4月からの定時(定常)運行を予定していたが、コロナ禍のため「コロナ感染拡大防止施策の早期実施」を最優先とし、BOLDLYらと協議のうえでARMAの運行開始予定時期を半年後に延期することを決定した。
自動運転バスの運行事業は本日から5年間の予定。予算は5.2億円。
当初は「境シンパシーホール」と「河岸の駅さかい」を結ぶ片道2.5km、往復5kmの距離の一路線。途中に停留所は設置していない。運行本数は4往復。利用料金(運賃)は無料。
今後、利用者のニーズを聞きながら停留所をふやしたり、最大5路線を目途に拡充していく予定だ。なお、時速は18km/hで走行する。

ロボスタでは境町の取り組みについて、後日、さらに詳しいレポートも予定している。

詳細のレポート記事を公開しました(11/26):

【日本初】自治体が自動運転バスを実用化、境町で一般公道を毎日走る!出発式/体験乗車/インフラ事情を写真と動画でレポート


(神崎 洋治)