「インフィニティ」の次期小型車は開発せず。日産、米中で中大型に集中
日産は今月12日、20年初頭までに西欧でのインフィニティ展開を終了し、それに先立ち19年半ばに英国サンダーランド工場でのQ30、QX30の生産を取りやめる計画を示した。両モデルはインフィニティで唯一の小型車シリーズで、次期モデルの展開の有無が注目されていた。
前会長カルロス・ゴーン被告はインフィニティでの小型車を「商品拡大に不可欠」と重視する姿勢を示した。しかし14年に打ち出したダイムラーとの共同開発プロジェクトを凍結するなど小型車戦略は行き詰まりを見せていた。
一方、インフィニティは、中大型車の需要が高まっている米中市場で中型SUV「QX50」などが販売を伸ばしている。今後、北米でSUVの品ぞろえを強化するほか、中国には5年間で5種類の新モデルを投入する。
パワートレイン(駆動装置)戦略では電動化を加速させる方針で、21年にはインフィニティ初の電気自動車(EV)を発売する計画。
