和田アキ子

写真拡大

先月21日に達成されたヤンキースのイチローの通算4000本安打。日米両国で大きな話題となったこの歴史的瞬間に、スタジアムで立ち会う幸運に恵まれた歌手・和田アキ子が、仰天エピソードを告白した。8月31日放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』の中で、その偉業達成の瞬間を見逃したと語ったのだ。

和田は、「もともとニューヨークに行くつもりだった。会えるんだったら、会いたいね」とイチロー本人と話し合っていたことがキッカケで、マネージャーに試合チケットを2ヶ月前から入手してもらっていたという。「この日のチケットしか持っていなかった。(見届けることが出来たのは)たまたま」と流石の強運ぶりを示した。

イチロー本人も「(アッコさんは)スターなんですよ。この日を狙って普通は来られない。アッコさんはスゴイ」と試合後の会見で称賛していたのだが、まさかの失態を犯していたことが判明。ホットドックを注文していて、試合から目を離している隙に、イチローが歴史的4000本安打を放ったというのだ。

このエピソードは、別番組にも飛び火した。ラジオ放送翌日のテレビ番組『アッコにおまかせ!』では、当初、二人の交流と運の強さを知って、出演者の藤森慎吾(オリエンタルラジオ)や勝俣州和、梅田彩佳(AKB48)らも、口を揃えて「スゴイ!」と感動しきりだったが、番組進行役の安東弘樹アナウンサーから偉業達成の瞬間を見逃していた新エピソードが語られ始めると、空気が一変。「もったい無い」と出演者から一斉に非難の声が上がった。

和田は、自分がとった行動について「アメリカと言えば、コーラとホットドッグでしょ。カーンという音が鳴って、周りの人がみんな席を立って…」と振り返り、「(イチローが)いつ打つか、分からないじゃない」と見逃した理由を話したが、勝俣はその理由を聞いても全く収まらない様子。「アレだけ、人を感動させておいて…」と攻め立てた。すると、和田は「ラジオだから、面白く言っただけ」と苦しまぎれの釈明をしていた。

和田は、ヒットを打った方向を問い詰められても「自分から見て、左」という知識レベル。余計なお世話かもしれないが、側にいた関係者が、イチローの打席のときだけでも、関心をむけるように促しが必要だったのではないか。出演者が触れたように、やはり「もったい無い」。