旅行に関する情報を発信する米国のブログ「ktelontour.blogspot」では、米国人男性が日本のパチンコ店についてつづっている。

 米国ではグアム以外には存在しないパチンコ店。日本のパチンコ店は独特の装飾と雰囲気があり、観光客にとって興味深いようだ。

 筆者は、東京のうだるような暑い夏の日にオアシスを求めるならパチンコ店にいってみると良いと勧めている。しかし、初めてパチンコ店に入る外国人にとってショックなのは、タバコの煙が店内に充満していることだという。店内はとてもユニークで日本的だと感想を語っている。

 パチンコ店では、大部分の客は男性で、固いイスに座りパチンコ台を見つめ、銀色の玉を真ん中の穴に入れようと熱心にプレイしていると店内の様子を伝えている。日本では1940年代から何百万人もの人に人気のあるパチンコだが、最近ではパチンコ台もますます洗練されてきていると感じたようだ。

 パチンコ台のフレームの周りはLEDで装飾されており、玉が上から落ち跳ね返ってどの穴に入るかがコントロールされており、ハイテク技術が駆使されていると記している。台の中央にはテレビ画面が設置されている機種もあり、得点が入ると大きな音とともにアニメが映し出される仕掛けになっているのに驚いたようだ。

 パチンコは今や日本の大きなビジネスとなっており、多くの日本人が熱中するゲームの1つになっていると紹介している。最近では女性客を取り込もうとしているパチンコ店もあり、静かで清潔なパチンコ店では、ギャンブルよりゲーム感覚で楽しめるよう工夫されていると最近の動向を伝えている。店内も禁煙で、賞品もハンドバッグのような女性客をターゲットにした品ぞろえで、観光客にも来てもらおうと、英語による説明を行う店もあるようだと記している。

 パチンコではとても日本的な経験なので、訪日の際は試してみてほしいと締めくくっている。(編集担当:田島波留・山口幸治)