サンプドリアに所属するイタリア代表FWアントニオ・カッサーノは、リッカルド・ガッローネ会長に暴言を吐いたことで、クラブとの契約を解除される危機に瀕している。会長の怒りを買ったカッサーノは、謝罪の言葉を口にしているが、両者の関係が元通りになることは難しいようだ。

ガッローネ会長は『アンテナ・スッド』に対して、「彼とは良い関係を築いてきたから、残念に思っている。もし、彼が自分をコントロールする術を知っていたら、世界有数の選手になっていただろう。だが、彼は結局、正しい態度というものを得ることができなかった」と話した。

さらに、「彼はクラブにおいて、私にだけリスペクトを持っていた。ゼネラルディレクターや監督たちとは、これまでにケンカをしてきたね。彼は教養がない。15歳くらいまでちょっとした犯罪者のような生き方をしてきて、何も学んでいないんだ。それは、彼が自身で書いた本にも記されている」とコメント。今でも怒りはおさまっていない様子だ。

12月にはリーグ仲裁機関による判決が出る模様だが、カッサーノの将来はどうなるのだろうか。