16日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、チェルシーに1−0と勝利を収めたインテルは、この一戦でFWマリオ・バロテッリを欠いていた。招集メンバーに選ばれなかった同選手について、インテルのマッシモ・モラッティ会長はチェルシー戦後、「(ジョゼ・)モウリーニョは正しい決断をした。バロテッリは真面目なプロとしての才能と能力を持っている。それを我々に示すだろう。そして全員がまた満足できる」とコメントしている。

また、インテルは直前のリーグ戦でカターニアに1−3と敗れていたが、モラッティ会長は「ジェノア戦を除いて、ここ数試合でチームはよくやっていた。私は、ここまで良い仕事がなされてきて、今日の試合でもうまくやれると思っていたんだ」と、チェルシー相手にベスト8進出を決めるのは不可能ではないと考えていたことを明かした。

一方、準々決勝での対戦相手については、「どこも難しいチームだ。リヨンを見てごらんよ。レアル・マドリーにやれると思われていたのに、実際は彼らが勝ち上がったじゃないか」と述べている。

インテルはセリエAで2位ミランに1ポイント差へと迫られているが、モラッティ会長は「我々はまだCLベスト8にたどり着いただけだ。リーグ戦でもうまくやっていこう」とコメント。スクデット争いについても軽視することはないと強調した。