ACミランのカルロ・アンチェロッティ監督が13日付の“Corriere della Sera”紙で、欧州CL決勝トーナメント1回戦敗退が決まったインテルについて「彼らの戦い方は国内リーグ戦も欧州CLも同様だった」とコメント。

セリエA第28節ホームのフィオレンティーナ戦前日の14日、記者会見に臨んだインテルのジョセ・モウリーニョ監督が、アンチェロッティ監督のコメントに噛み付いた。

「監督というものは、色々なものを失うものだが、威厳だけは絶対に失ってはならない。インテリジェンスな人は、話が半分終わった段階で、話し手の意図を理解することができるはずだ。私は既に9割ほど話したが…。後はあなた方が解釈すればいい。我々の状況は3月にして、タイトル獲得の目標がなくなったACミランとは全く異なる」とモウリーニョ監督。

一方、今季のスクデット(セリエA優勝)については「チームを信じている。欧州CL敗退はショックだが、このストレスはエネルギーに変えなければならない。我々には手に入れなければならない重要なタイトルがある。ACミランに並ぶスクデットを獲得しなければならない。2位のユベントスはスクデットを諦めていない戦いを展開しており、フィオレンティーナ戦とレッジーナ戦が重要となるだろう」と話した。