今年4月に颯爽と登場し、またたく間に秀逸Webサービスとしてユーザーを増やしたLinoはすでに付箋紙ツールの定番として、日常生活に欠かせないものになった。

lino.jpg

筆者はMacユーザーなので、スケジュール管理はMac付属のiCalを、付箋紙ソフトは同じく標準添付の「スティッキーズ」を使用していた。
Windowsユーザの間では「おかる」という統合スケジューラが非常に人気があった。

しかし、Google Calenderが登場して、Linoが登場してから、これらを使うのをピッタリ止めてしまった。
Linoは、付箋紙サービスであると同時に、ネットワーク経由で友人とメッセージを交換できるコミュニケーションツールでもある。
私用メールやメッセンジャーが禁じられている会社でも、Linoでメッセージ交換をする分には問題はないだろう。

さらに、Webページにある情報を付箋にできるブックマークレット機能や、linoにメールを送信して付箋を貼る機能を用意。付箋の更新状況は「通知メール」「RSS」「カレンダー」で確認できる。「Googleカレンダー」「Outlook」「iCal」など、iCalendar形式をサポートするアプリケーションと連携が可能だ。

提供元のインフォテリアでは、linoのビジネスモデルについて、「高機能な有償版の提供」「企業向けサービスへの応用」「広告モデル」などを想定しており、今後の機能向上が楽しみである。

(編集部 真田裕一)