◆リラックスして熟睡。「ろうそく」の意外な効果
 最後に、日常で簡単にできる気持ちの鎮(しず)め方やリラックス方法です。仕事が終わり、心身ともに疲れを感じている時、ぜひやってほしいのが「ろうそくの火を眺める」ことだそうです。

 微妙に揺れ続けるろうそくの火ですが、「これは『1/fゆらぎ』と呼ばれ、自然界にある形、音、感触に多く存在する一定のようで不規則なゆらぎ」。これを見たり聞いたりすると、人は心地よさを感じるのだそうです。

 特にアロマキャンドルは香りも一緒に楽しめるので、一石二鳥。私の場合は、夜アロマキャンドルを眺めていたら無性に眠くなって熟睡できたという経験があります。余計な考え事が疲労とともにスーッと抜けていき、自然と入眠できたのかもしれません。上質な睡眠は、細胞にも良いはず! くれぐれも、火の扱いにはご注意くださいね。

 本書には、朝起きてから寝るまで、いつでもできるコツが満載です。日々の生活に取り入れて、無理なく細胞美人になってしまいましょう。

―小説家・森美樹のブックレビュー―

<文/森美樹>

【森美樹】
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)を上梓
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