モロッコ・カサブランカで、バスの車内で起きた性的暴行事件に抗議する人たち(2017年8月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】モロッコ最大の都市カサブランカ(Casablanca)を走るバスの車内で、女性(24)が男たちから体を触られるなどの暴行を受けている動画がインターネット上で拡散し、国民の間に衝撃を引き起こしている中、同国首相は24日、セクシャルハラスメント対策に取り組む方針を表明した。

 サアドエッディン・エル・オトマニ(Saadeddine El Othmani)首相はテレビ演説において、同国政府が「同様の行為が二度と起こらぬよう、この手の事態にどのように対応するか検討している」と語った。

 拡散された動画では、上半身裸の男6人が公営バスの車内で白昼、泣き叫ぶ女性に暴行を加える様子が捉えられていた。男たちは笑いながら、半裸となった女性の局部に触るなどしていたが、女性を助けるために制止しようとする乗客はおらず、バスも停止しなかった。

 当該バスの運営会社は、先週18日に今回の事件が発生したとしている。また男たちは今週21日に逮捕された。

 警察が発表した声明によると女性には知的障害があり、動画が拡散されるまで被害者側からもバス会社側からも被害届が出されていなかったという。
【翻訳編集】AFPBB News