AbemaTV(アベマTV)で7月26日(水)に放送されたお笑いコンビ・FUJIWARA藤本敏史の冠番組『フジモンが芸能界から干される前にやりたい10のこと』に、お笑いコンビ・博多華丸・大吉が登場し、フジモンと博多華丸・大吉の人生を振り返るという企画が行われた。

 同番組は万が一、藤本が不祥事を起こして芸能界を追放されても後悔しないためにゲストが藤本とやっておきたい10のことを叶えていくというバラエティ。この日のお題は特別に「FUJIWARAの年表が見たい」という1つのテーマに絞られ、2時間トークが繰り広げられた。

 藤本の恋愛話や大吉の生い立ちなど、普段はなかなか聞けないトークが展開する中、番組の中盤では博多華丸・大吉の結成秘話が紹介された。

 2人の出会いは、福岡大学の落語研究会。九州にある大学のため、関西弁も話せないにもかかわらず間違ったイントネーションで上方落語風に話したり、上級生のかばん持ちをやらされるなどガチガチの弟子制度があったというその落研。2人は「なんだこの部〜」などと悪口を言い合ってたこともあり、同期の中で1番仲がいい友達だったそうだ。

 そんなあるとき、地元のタウン誌でその落研が紹介されるということがあり、2人が「お笑いやっています」という紹介で雑誌に掲載されたという。するとその雑誌を見たとあるプロダクション関係者が大学を訪れ「これは本気か?2人が本気ならプロにならないか」と、2人をスカウト。そのプロダクションの名前は「ヒグチ興業」で、藤本は聞いたことのない名前に「架空の奴やろ」とツッコミを入れている。

 その後、2人がプロダクションに足を運んでみると「マンションの一室におじさんがいて、写真だけ撮ろうと言って、写真を撮って帰されるんですよ。また来週行くと“こんなプロフィール作ってみたけどどう?”って。芸名も決まってて。吉岡と岡崎っていう本名なんですけど、カタカナで“ヨッチャンオカチャン”って書いてあって。ウッチャンナンチャンさんが来てるときだったから」と、とんとん拍子でことが決まっていったと大吉は説明。最終的には東京からヒグチ興業の社長がやって来て、簡単な面接を行い「4月から東京に来い」と呼ばれたそうだ。華丸曰く、ヒグチ興業の社長は、「見た目が本当に怪しい。怪しい人の顔を書いてくださいって言ったら3人に1人この顔を描くくらい」とのこと。

 その後も、怪しいことが積み重なり、2人は怖くなり断る方法を考えたそう。その時期に、ちょうどタイミングよく福岡に吉本興業福岡事務所が開設されることが判明。「とりあえずこれ受けて吉本に行きたいと。ヒグチ興業から逃げる形で吉本に行った」と、大吉は説明した。のちに、ヒグチ興業と吉本興業との話し合いが行われて、円満に移籍ということになったそうだ。

 藤本は「でも最初に華大の良さを見つけたのがヒグチ社長やん。ずっとそこでやったら…」と、もしもヒグチ興業で芸人を続けていたらどうなったかと想像。しかし、2人は「ダメだったでしょうね。あの状態で東京に連れていかれてもね」と、吉本だからこそ売れたのだろうと示唆した。

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