WHO(世界保健機関)は、呼吸器系・心血管疾患のリスクを下げるため、冬季でも住宅の室温は18℃以上とするよう強く勧告。高断熱住宅を設計・推進してきた建築士の松尾和也さんは「日本には実質的に無断熱に近い住宅が7割もある。高断熱住宅を新築するのは予算的にムリでも、今の家に高断熱工事をすることはできる」という――。■窓ガラスが結露、床が冷たい、そんな家に住み続けてはいけない寒さのピークは過ぎつつありますが、こ