世界では1日に数百万個の流星が地球へと降り注ぎ、そのうち10個から50個は隕石として地表や海に到達していると推定されています。しかし、天体の落下が事前に予測されること、つまり落下前の宇宙空間で「小惑星」として発見されることはほとんどありません。2024年9月(※1)、そのような珍しい事例が報告されました。推定直径約1mの小惑星「2024 RW1」(暫定名CAQTDL2)は、9月4日の発見直後に落下の可能性が高いことが示され、約