東京大学地震研究所の田中宏幸教授らは、宇宙線「ミュオン」を使って火山内部の透視画像を得る装置の試作機を完成した。ミュオン検出に新方式を使い、ミュオンを受ける単位面積当たりのコストを、従来方式の10分の1以下に抑えられる。鹿児島県の桜島で実証実験を始めており、新方式の有効性を確かめた後、実用化に向け大型装置の開発に着手する。桜島での観測結果は、2018年度中に無料公開し、火山研究への活用を促す。