株式会社角川書店が発行する雑誌「コンプティーク」10月号が、人気ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」の別冊付録を付けたところ売り切れが相次ぎ、同社では重版することを発表した。9月下旬に再発売を予定しているという。

「艦隊これくしょん〜艦これ〜」は、2013年4月にリリースされた、開発・KADOKAWA GAMES、配信・DMM.comのブラウザゲーム。第二次世界大戦時の大日本帝國海軍の軍艦をモチーフにした、艦娘（かんむす）と呼ばれるキャラクターを集めて強化し、ステージをクリアしていくという内容になっている。キャラクターは単なる萌キャラ擬人化に留まらず、絵柄の幅広いデザインや史実を元にしたユニークなボイスなどで人気を呼び、今、一番勢いのあるブラウザゲームの一つとなっている。

実際、一時期は運営側の想定を大幅に超える登録・登録希望者が殺到し、サーバーは常に満員状態。そして、ゲームにログインするとエラーが生じるという状況が続いていた。現在は、サーバーの増強が行われ、ゲームはスムーズに実行可能。ただ、新規登録に関しては、段階的に開放を進めているという状態になっている。


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今回、重版が決定した「コンプティーク」10月号には、84ページにおよぶ艦これ特集の別冊付録があり、“提督”とよばれる艦これユーザーが殺到し売り切れ店が続出。購入を希望する提督や継続して購入していた読者が買えないなどの声が寄せられたことから、緊急措置として重版することを決定したという。なお、「コンプティーク」11月号でも、キャラクターストラッププレゼントや大特集が組まれる予定となっている。

また、9月9日にソニーが行った発表会「SCEJA Press Conference 2013」においては、「PS Vita」の発売予定タイトルを紹介するPVの中に「艦隊これくしょん〜艦これ〜」の人気キャラクター正規空母 赤城が登場。本件に関して、ソニーも角川も公式発表をしていないが、ネット上では、提督たちが「シミュレーションゲーム希望！」「Vitaで艦これができる専用ブラウザ登場!?」などと熱い意見を交わしている。


ワンカットだけ登場した赤城

コンプティーク
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2013/09/12