【華流】引退を決めたカリーナ・ラム、結婚・出産のためだった

　所属事務所との契約満了を機に、2009年末に芸能界を引退した人気女優の林嘉欣（カリーナ・ラム）。“女優業に見切りをつけ、芸術家の道を歩む”などと報道されてきたが、最近になって妊娠説が浮上。恋人関係にあった袁劍偉監督が、結婚と出産予定を認めた。

　CMやMV撮影で活躍する袁監督は、2008年にカリーナに出会い一目ぼれ。当時の袁監督には妻がいたが、離婚が成立した後にカリーナとの交際を始めたという。「出産予定日は11月」と香港メディアに語った袁監督は、「6月にカナダで入籍を済ませました。元妻との関係が壊れた原因は、彼女ではありません」と表明した。

　現在32歳、女優賞を受賞し映画界で活躍してきたカリーナは、今年公開予定の新作映画『唐吉可徳』の宣伝活動に参加しないなど、公の場への登場がなくなり不自然だと伝えられてきた。所属事務所が引退を否定したり肯定したりと、あやふやなコメントを発表していた中、メディアに宛に送られてきた匿名の手紙によって、妊娠が発覚。その手紙は「カナダの病院でカリーナそっくりの妊婦が検査をしていた。病院関係者の身分を利用し、本人であることを確認した」という内容だった。

　所属事務所は「手紙に書かれていたことは事実無根」と主張したが、袁監督が結婚と妊娠を発表し、カリーナの芸能界の母と言えるベテラン女優・潘迪華（レベッカ・パン）も、袁監督との婚姻関係と妊娠を認め祝福ムードに。芸能界を去り、袁監督と歩む第二の人生を決めたカリーナだった。（編集担当：饒波貴子・黄珮君）

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