職員への性加害騒動が起きたNHK

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 8月5日、NHKは職員「Aさん」が番組出演者「X」から意にそぐわない性加害を受けていたことを公表、謝罪した。同局によると、Xは謝罪姿勢を示しつつも、性加害に関しては「飲酒していたため、記憶していない」と曖昧回答で“逃げ”てーー。

【写真】NHKが公開した、職員への“5年前の性加害”の詳細

 会見によると、被害後に体調不良に陥って休職し、後に「PTSD・心的外傷後ストレス障害」を診断された職員・Aさん。一方のXは事案が発覚して以降、NHK側は出演を見送っているとのこと。つまり“NHK出禁”になったようだ。

 時系列を整理すると、Aさんは被害から1年数か月後に職場に訴えて、他部署への異動、仕事復帰を求めている。ところが医師からも提案があったにも関わらずNHKはこれを認めず、ようやく異動が叶ったのが3年後。

 そして2025年4月、Aさんが労働組合に「別部署での復帰が認められなかった」との申し入れをし、1か月後に調査検討委員会が設置されて本格調査が開始。35人に対するヒアリング、34回にわたる会合などが行われて2026年8月、公表に踏み切った。

 つまり性加害が起きたのは少なくとも5年前、もしくはそれ以上となる。そしてXが「記憶していない」ほどに飲酒していたのであれば、打ち上げなどの番組に関する何らかの飲食の場、それ以後の席で起きたと考えられる。

中居は国分の騒動では名前が

 ところがNHKは「プライバシー保護の観点」を盾に“事件”が起きた場所と経緯、Xが芸能人かタレントか、出演番組などを伏せ、そもそも両者の性別すら明かすことはしなかった。

 例えば元SMAP・中居正広による性加害騒動の場合、まず週刊誌報道から始まり、フジテレビ第三者委員が遅れて「当社の女性アナウンサー」と公表。元TOKIO・国分太一によるコンプライアンス違反では“被害者”こそ明かされなかったが、日本テレビ・福田博之社長は会見で国分を名指しして批判した。

 またTBSラジオ番組を降板した、生島ヒロシのハラスメント騒動では「ラジオスタッフ」「女性スタッフ」と被害者の立場が明かされた。もちろん今回、Aさんは「PTSD」を診断された身だけに守られるべきなのは間違いない。

 しかし加害者である「出演者・X」の素性までも伏せられ、現在も活動できている状況に視聴者は納得いっていないようだ。ネットでは、

今も普通の顔して芸能生活してる人

《出演者って今も普通の顔して芸能生活してる人?》
NHK出演者、特定班よろしくおねがいします》
《「番組出演者」だけでは判らない。受信料を取るくらいなら詳細を伝えよ》

 「出演者」を公表すべきとの論調が高まっている、のだが、ネットトラブルに詳しい芸能ライターは“ネットの正義”に警鐘を鳴らす。

NHK“出禁”状態にあるX氏の素性はもちろん、そしてAさんも番組打ち上げなどに同席できる、出演者とも近しい立ち位置にいる、はたまた被害者も“番組出演者”だったのではないか、との5年前から遡っての特定作業も始まっています。

 そしてXとされる人物、全くの別人とも言えるNHK職員の“個人名”まで飛び交う“二次被害”も生じかねません。もちろん全て憶測であり、真偽不明のSNS情報を拡散するのも“罪”ですが、この状況を作ったNHKの“隠蔽体質”もまた罪でしょう」

 NHKは報告書で「はい、終わり」としたいのだろうが、受信料を払っている視聴者はそうは見ていないようで。

週刊女性PRIME