Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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(澤井 志帆 アナウンサー)
「日本平動物園にやってきました。現在午前10時過ぎですが、手元の温度計は32.6℃。汗が吹き出す暑さの中、駐車場にはすでに多くの車が停まっていて続々とお客さんが来ています」

夏休み真っただ中の静岡市駿河区の日本平動物園。動物たちも暑さでゴロゴロとしていますが見ている人たちも。

(来園者)
「すごく暑いです」
「もう夏って感じがします」
Q.きょうはどんな暑さ対策を?
「日傘とネッククーラーと水筒がはいっています」

(来園者)
「きのうとか、1週間前と比べると涼しいかな」
「40℃近くの時よりは体感はいいかなって気持ちはします」

とはいえ、5日の静岡は32.9℃の真夏日に。皆さん各々で暑さ対策しているほか。動物園には、冷却ミストも設置されています。

この連日の暑さで、こんなニュースも…。

東京・日野市にある多摩動物公園。「ライオンバス」が目玉の一つですが…。

園によりますと、7月末から3頭のライオンが相次いで命を落としたのです。死因は調査中ですが、いずれも脱水症状や多臓器不全が確認されていて、園の担当者は「記録的な暑さが影響した可能性が高い」と話しています。また、園にいる他のライオンも食欲不振や立ち上がれないなど重症化していたということです。

元々、アフリカの暑い地域に生息するライオン。なぜ、暑さの影響を受けたとみられるのでしょうか。

(東京大学 獣医学 唐木 英明 名誉教授)
「ことしの猛暑と湿度が予想以上に高かった。普通は暑さぐらいではライオンもアフリカの動物なのでまいらないけど。暑さに慣れる前に急激に温度が上がってしまった。ライオンは汗腺がないから汗をかかない。だからハァハァ呼吸して気道の水分を蒸発させて気化熱で体温を下げる。湿度が高いといくらハァハァやっても水分が蒸発しない」

静岡県内ではどのような対策をしているのでしょうか。

東伊豆町にある伊豆アニマルキングダムでは…5頭のライオンを飼育。3年ほど前から、スポットクーラーを設置していますが。5日も30℃近くの気温に。

この暑さに…。

(カメラマン)
「暑い?」

カメラマンも思わずライオンに聞いてしまうほどの暑さですが、ここでは、他にも対策が。

(飼育員)
「暑いときはこうやって氷を投げたりとかして暑さ対策とかもやってるので血肉が入ってるんですけど」

エサの肉を凍らせて提供。ライオンたちもおいしそうに食べていました。

静岡市駿河区の日本平動物園でも、さまざまな動物たちへの暑さ対策が行われています。

これはホッキョクグマ。

(澤井 志帆 アナウンサー)
「やっぱり風格がありますが、もうそれこそ暑さが苦手な動物じゃないですか?」

(日本平動物園 企画係 富田 莞生さん)
「そうですね。ホッキョクグマは暑さが苦手なので、外の展示の方と、あと室内の方ですね、自由に行き来できるようになってますので、そういったところで暑さ対策をさせていただいております」

暑ければ冷たい水につかり、それでも、暑ければ冷房が効いた部屋で暑さをしのげるといいます。

(澤井 志帆 アナウンサー)
「こちらにはたくさんの種類の猿がいますが、上から水が落ちてきてますね」

(日本平動物園 企画係 富田 莞生さん)
「打ち水のような形で、水を垂らす形で暑さ対策の方をさせていただいております」

(澤井 志帆 アナウンサー)
「心なしかサルたちの表情も生き生きしてるように見えます」

サルのエリアでは、上から水を流して暑さ対策。サルたちは水の近くで、くつろぐ姿も。動物園の中でもひときわ大きい人気者は…。

(澤井 志帆 アナウンサー)
「これどういう状況ですか?」

(日本平動物園 企画係 富田 莞生さん)
「水浴びをしてる状態。はい、ホースで直接かけてるん ですけど」

さらに…。

(澤井 志帆 アナウンサー)
「ホースからダイレクトで鼻に入っているんですか…これで、おおおおおお」

鼻に含んだ水を体にかけて暑熱対策。気持ちよさそうですね~。

他にも…レッサーパンダには凍らせたエサを与えていました。

できる対策は進めているといいますが、それでも動物の暑さ対策は難しいといいます。

(日本平動物園 企画係 富田 莞生さん)
「暑がっている動物もいたりはするもので、そういった動物は、日によって体調が悪い子は展示を辞めさせていただいたりとか…動物ごとにそれに対して熱中症の対策をさせていただいてるようなところでございます。引き続き対策を入念に行って、何かあった時には臨機応変に対応させていただきたいと思っております」