W杯でもその存在感を改めて示したメッシ Photo/Getty Images

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現在のサッカー界の「2大スーパースター」といえば、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドであるということに異論を挟む者は少ないだろう。両選手とも選手としては高齢であり、明らかにピークを過ぎてはいるが、その影響力を考えるとキリアン・ムバッペやアーリング・ハーランドらもまだまだ及ばないといえる。

スペイン『MARCA』は、現在の彼らの収入を比較した。ロナウドはアル・ナスルと契約して以来、約6億7500万ドルを稼いでいる。米『Forbes』は、2026年版のアスリート長者番付ロナウドを1位としている。ロナウドは41歳の今でも、天文学的な金額を稼ぎ続けている。

一方、メッシはインテル・マイアミ移籍以降、推定で2億1000万ドル〜2億4000万ドルを稼いだと報じられている。実に4億ドルもの開きがあるが、この数字だけを見て経済的にロナウドが勝者であると判断するのは早計であるようだ。

給与差だけを見ると顕著だが、メッシにとっての真の経済的魅力は、移籍後に締結された商業参加事項にあるという。この契約には、『Apple TV』のMLSシーズンパスの利益からの直接的な分配に加え、アディダスブランドの大量販売によるロイヤリティも含まれると報じられている。

また、メッシの契約には引退時に、インテル・マイアミの所有権を取得できる保証オプションが含まれている。これはクラブの市場価値が上昇するにつれて、長期的にメッシの資産を飛躍的に増やす可能性がある。

ロナウドは、サウジアラビアの莫大な富を即時的に受け取り、さらにキャリアを通して築き上げてきた商業ネットワーク、すなわち自身のCR7ブランドや、数多の広告収入が数千万ドル規模で追加収入をもたらしている。現金収入で見れば、ロナウドの方が圧倒的に多い。

しかしメッシは契約によって、エンターテインメント産業の発展とともに自らの価値を高めるパートナーシップ構造を設計したのだと同紙は報じている。

長期的に見た場合、たとえば両者が50歳を超えたタイミングでどちらが多くの資産を保有しているのかは興味深いところ。そういった意味で、メッシとロナウドのライバル関係はまだまだ続いていくと言うこともできそうだ。