気温40度を超えた韓国慶南、釜山も122年の観測史上最高…「ピークはまだ」
29日、慶尚南道梁山(ヤンサン)の気温が初めて40度を超えるなど前例のない暑さが嶺南(ヨンナム、慶尚道)を襲った。釜山広域市も気象観測史上、最高気温となった。
気象庁によると、この日、慶尚南道梁山は40.3度まで気温が上がり、初めて40度を超えた。26日の最高気温(39.3度)を3日で更新した。気象庁の公式記録で7月に40度を超えたのは今回が初めてだ。
夏全体で見ても江原道の洪川(41度)・北春川(40.6度)、慶尚北道の義城(40.4度)に続いて4番目に高い気温だ。慶尚南道で40度を超えたのは気象観測史上初めてだ。過去にない猛暑に見舞われたのだ。
釜山も38.8度まで上がり、1904年に気象観測を始めて以来122年ぶりの最高気温となった。2016年8月14日の過去最高気温(37.3度)を1.5度も上回った。
気象庁は30日11時を基準に釜山(東部除く)に猛暑特報の最上位段階「猛暑重大警報」を追加で発令した。これで猛暑重大警報地域は慶尚南道の梁山・昌原・金海・密陽・宜寧・昌寧に釜山まで7カ所に増えた。
このように嶺南地域が猛暑に見舞われたのは、晴れた天気の中、南側から高温多湿な空気が流入して熱気に包まれたからだ。梅雨が例年より短かかったのも影響を及ぼしたという分析だ。
釜山大のハ・ギョンジャ環境科学科教授は「土壌が湿っていれば潜熱によって水蒸気で蒸発する際に周辺の温度が下がるが、土壌が乾燥していて熱い空気が上がってきた」とし「日傘を差してもサウナに入ってきたように強い熱気が感じられる」と話した。
猛暑はソウルなど全国に広がっている。この日、ソウル江南区(カンナムグ)は35.1度まで気温が上がり、ソウルの多くの地域にはこの夏2番目の猛暑警報が発令された。
全国的に猛暑のピークは来週と予想される。大気中・下層の北太平洋高気圧と上層の高温で乾燥したチベット高気圧など2つの高気圧が韓半島(朝鮮半島)を覆い、ヒートドームを強化しているからだ。平年(1990〜2020年)基準でも気温が最も高い時期は8月上旬だ。
ソウルの場合、来週36度まで上がると予想される。気象庁のウ・ジンギュ通報官は「現在は大気上層のチベット高気圧が韓半島を覆っている過程」とし「来週まで猛暑は続くだろう」と話した。
![慶南梁山(ヤンサン)の最高気温が40.3度まで上がった29日午後、梁山市勿禁邑(ムルグムプ)黄山公園の駐車場で市民が傘で日差しを遮りながら歩いている。 [聯合ニュース]](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/4/9/493c2_204_b5199f47_1dfa73c5.jpg)
