「降板じゃないから!」『踊る』監督が佐藤二朗への通告を否定するも、埋まらないフジとの“大きな溝”
俳優・佐藤二朗(57)のハラスメント報道に端を発し、フジテレビが急遽「降板」を通達したと大々的に報じられていた映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(9月18日公開予定)のスピンオフドラマ計画。
【写真】「ピッタリ密着…」“接触面積”が多い、佐藤二朗と橋本愛
『踊る』スピンオフ、降板ではなかった
撮影前日降板という冷酷な判断にフジテレビへの批判が殺到し、共演の橋本愛のコメントも巻き込み大炎上していたこの騒動が、大きな急展開を見せた。
同作のメガホンを取る本広克行監督が4日、自身のXを更新。世間の「降板・クビ」報道を否定した。
本広監督は、
「降板じゃないから!一旦中止して整えてるだけ…映画『踊る大捜査線N.E.W.』の撮影が終わってからずっと考えていた構想だから絶対に完成させたい!佐藤二朗VS青島刑事 この芝居対決は面白いに決まってる!」
と、熱い胸中をストレートにツイート。一部メディアで「前代未聞のクビ宣告」と騒がれていたトラブルの裏側にある“真実”を明かした。
ことの発端は、2日発売の「週刊文春」による佐藤二朗による橋本愛へのハラスメント報道。フジテレビ側が「外部弁護士の調査で問題視された」として、翌3日に「スピンオフドラマの降板を通告した」と、一部スポーツ紙が報じ、Yahooニュースのトピックスとしても拡散。
しかし、本広監督の言葉を借りれば、局側が一方的に佐藤を切り捨てたわけではなく、プロジェクト自体を「一旦中止」し、環境や体制を「整えている」段階だという。撮影直前の混乱はあったものの、それは完全な排除を意味するものではなかったようだ。
「何より監督のツイートでファンの心を打ったのは、“佐藤二朗VS青島刑事”という具体的な構想の告白だ」というのは、全『踊る』シリーズのファンだという映画評論家。
佐藤二朗とフジ、関係修復は
「主演の織田裕二演じる青島俊作と、警視庁クリニックの医師、指方輝役を演じる佐藤二朗による魂の芝居対決。これが本広監督の中で、映画本編の撮影直後から温められ続けてきた絶対的なアイデンティティであることも判明したことが嬉しい情報です。監督本人の言葉は非常に大きい、水面下でフジとの話し合いはしっかりもたれているのでしょう」
これまでフジへの批判一色だったSNSや『踊る』ファンの空気は一変。スピンオフドラマへの期待値は一気に上がることに。
ただ素直に喜ぶファンだけではない。
《今の二朗さんには心のケアが必要》
《こうなった以上フジのドラマを受けるとは限らない》
《フジテレビはハラスメントを自覚し謝罪すべき》
と、このスピンオフドラマがフジテレビ制作である以上、佐藤との関係修復を優先すべきという声も多数上がっている。
橋本愛と共演したフジテレビ制作の『夫婦別姓刑事』で起きたハラスメント騒動。三者のコメントで食い違いが起きているだけに、騒動はまだ収まりそうにない。だが、現場のトップである監督自身が「絶対に完成させたい」と宣言したことで、作品の未来に一筋の光が差し込んだ。
『踊る大捜査線』の仕掛け人たちは、この危機をどう乗り越えるのかーー
