拉致被害者へのメッセージを公開収録 担当者が富山を訪れ協力呼びかけ
北朝鮮に拉致され、今も現地にいるとみられる日本人に向けて、政府と民間団体がラジオ放送で、毎日、メッセージを送っています。
来年1月に、県内で初めてメッセージを公開収録するのを前に、きょう、担当者が県などを訪れて協力を呼びかけました。
県庁を訪れたのは、特定失踪者問題調査会の村尾建兒幹事長、またオンラインで参加したのは政府の拉致問題対策本部事務局の中山志織参事官補佐です。
2015年からは共同で公開収録を行っていて、富山市での収録は初めてです。
これまで拉致被害者の家族などが次のように呼びかけてきました。
【9月29日】「どうぞ心を強く持って気持を強く持って日本に帰って来られるように」
高市総理大臣は、就任から2日後に拉致被害者家族と面会し、解決への意欲を見せました。
◆高市総理大臣
「全ての被害者の1日も早いご帰国の実現を含めましてこれ私どもあらゆるチャンスを逃さない。金正恩委員長との首脳会談に臨む覚悟もできております」
県内には、拉致された可能性が高い特定失踪者の3人を含め、拉致の可能性を排除できない人が20人います。
また、高岡市の雨晴海岸ではアベックが拉致されそうになった未遂事件が発生しています。
◆拉致問題対策本部事務局 中山志織参事官補佐
「関連するような事件が起きている自治体とそうでない自治体では、拉致問題に対する潜在的な意識がおそらく違うのではないかと思う。ぜひ、そういった潜在的なご関心のある自治体の方に、まずは拉致問題に関心を高めていただいて」
◆特定失踪者問題調査会 村尾建兒幹事長
「面白かった、楽しかった、感動した、共感できたという意見がすごく多くて、ぜひ、見に来ていただいて感じていただいて、面白かったと、何か僕らもできるかもしれないということを思ってもらうことが、本当の拉致問題の啓発、風化させないということにつながるんじゃないかと思います」
公開収録は来年1月24日に富山市のオーバード・ホール中ホールで行われ、富山の家族らの呼びかけや合唱の歌声を収録し、放送するということです。
公開収録は入場無料で、申し込み不要です。県内で拉致の可能性を排除できない人たちの家族も長年、情報を待ち続けています。
