茂木健一郎脳科学者、「人生のエピファニーと葛藤の記憶」語る 「昔は尖っていた自分を思い出すのもいい」
脳科学者・茂木健一郎氏が「昔はものを思っていた。」と題した動画を公開し、人生における“物を思う”ことの意味や、昔の自分と今現在の自分との違いについて語った。冒頭で茂木氏は、恋の歌として知られる「相見ての、後のこころに比べれば昔は物を思わざりけり」という和歌を引用。「恋をして様々に思い悩むようになった今に比べると、昔は本当に物を思わなかったな、という歌なんですけど、僕はこれ、いつもクオリアのことを思い出すんです」と自身の思索の原点に触れた。
茂木氏は、かつて数学や方程式で世界を全て説明できると信じていた自分が、電車の中のガタンコトンという揺れの音に「この質感って数字じゃ表せない」と気付いた瞬間、大きな転機を迎えたという。「世界ってそんな深いんだ、と。そこは穴が開いていて抜けてるんだって思った。その後の自分に比べたら、その前の自分は何も考えてなかったなって思う」と語り、人生を変えるようなエピファニーの重要性に言及した。
一方で、「逆もあるんだなと最近思う」と茂木氏は述べる。「昔は物を思っていたなって思い出すこともある。葛藤とか悩みを感じて、それが人生を重ねるごとに丸くなっていく、川の中の石のようなもの」。そして「人生はバランスが取れて穏やかになっていくのがひとつの歩みだけど、『俺にも尖った時代があった』とパンクロックのような時代を思い返すのも大切」と振り返る。
動画の終盤では、「昔は物を思わざりけり、じゃなくて昔は逆にたくさん物を思っていた、そういう自分を思い返すことで蘇ってくるものがある気がする」とコメント。視聴者に「ご視聴ありがとうございました」と感謝を伝え、動画を締めくくった。
茂木氏は、かつて数学や方程式で世界を全て説明できると信じていた自分が、電車の中のガタンコトンという揺れの音に「この質感って数字じゃ表せない」と気付いた瞬間、大きな転機を迎えたという。「世界ってそんな深いんだ、と。そこは穴が開いていて抜けてるんだって思った。その後の自分に比べたら、その前の自分は何も考えてなかったなって思う」と語り、人生を変えるようなエピファニーの重要性に言及した。
一方で、「逆もあるんだなと最近思う」と茂木氏は述べる。「昔は物を思っていたなって思い出すこともある。葛藤とか悩みを感じて、それが人生を重ねるごとに丸くなっていく、川の中の石のようなもの」。そして「人生はバランスが取れて穏やかになっていくのがひとつの歩みだけど、『俺にも尖った時代があった』とパンクロックのような時代を思い返すのも大切」と振り返る。
動画の終盤では、「昔は物を思わざりけり、じゃなくて昔は逆にたくさん物を思っていた、そういう自分を思い返すことで蘇ってくるものがある気がする」とコメント。視聴者に「ご視聴ありがとうございました」と感謝を伝え、動画を締めくくった。
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