脳科学者・茂木健一郎氏「余裕は禁物」必死に生きる重要性を紐解く

脳科学者・茂木健一郎氏が、動画「人生、余裕でいちゃダメだ、必死こいていないと！」を通じて人生における生き方について語った。動画では、茂木氏は「人生は余裕こいてちゃいけないと思うんですよ。いつも必死で足掻いているのがいいと思うんですよね」と、生きる姿勢における考えを示唆した。

茂木氏は、白鳥の姿を例に挙げ、「白鳥ってほら、優雅に泳いでるでしょ。でも、水の下ではぐわーって足掻いている」と、人前では優雅に振る舞う大切さについて説いた。「人にはあんまり必死こいているところを見せないほうがいい」と語り、他人の前での振る舞いが魅力を際立たせると主張する。

また、茂木氏は「涼しい顔で、何でもないようにしてるっていうのが、その人の魅力になる」と述べ、ハンディキャップ仮説と孔雀の羽の話を通じて、人間が持つべき余裕と魅力についても触れた。「必死こいててもいいんだけど、他人がいるってことは世界と向き合ってるってこと」とし、必死に頑張る中でも周りを見渡す心の余裕が必要だと強調した。

最後に、「必死こいてください。余裕こいてる場合じゃない」と熱く語りつつ、「だけど、一応、優雅な白鳥のように、世界に対しても振る舞いましょう」と、必死で生きることと優雅であることのバランスを示した。動画は「ほんと、必死こくのが大事ですよ」というメッセージで締めくくられ、視聴者に深い印象を残した。