二宮和也

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 11月3日にCDデビュー25周年を迎えた嵐。午前0時になると公式Xには記念日を告げるメッセージが投稿され、アニバーサリーイヤーの開幕を盛り上げる。これまでのLIVE DVDのBlu-ray化に加えて、公式YouTubeチャンネルには数々の名曲MVが公開されるなど、ファンにとって懐かしさと嬉しさを噛みしめる1日になった。

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 また、ファンクラブ会員にはさらなるサプライズも。なんと特設サイトにファンへの感謝を伝える動画がアップされたのだ。4年ぶりに揃った5人の動画。メンバーの顔こそ映らなかったものの、その声色から相変わらず仲睦まじい雰囲気が感じられると、ファンを喜ばせた。

 そんなスペシャルな企画が目白押しだった11月3日当日に、二宮和也のレギュラーラジオ『BAY STORM』(bayfm ※以下『ベイスト』)もオンエアされるとあって、多くのリスナーがどんな内容になるのかと期待に胸を膨らませたに違いない。だが、すんなりと“記念日仕様”とはいかないのが、二宮らしいところ。

 番組は通常通りにスタートし、なかなか記念日の話題には触れない。そして「そろそろお別れの時間なんですが……」と、いよいよ残りの放送時間も数分という終盤。11月7日から配信スタートとなる、二宮が出演するドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』(ABEMA)の番組告知をしたところで、ようやく「そして、これはちょっとみなさん知らないかもしれないですけど、11月3日は嵐のデビュー日です!」と拍手してみせたのだ。「本当に、これ不思議なんですけど。なんでこのラジオ、こんなに嵐の情報が入ってこないんですかね」と続けた二宮。さらに「ついに工藤くんもすごいフェードアウトしていって……カットアウトですか?」とも。どうやら嵐担当のスタッフが、最近は収録現場に顔を見せていない様子。「だから嵐の情報が一切入ってこなくて(笑)。少なくとも嵐情報だけはほしいです、本当に。切実な願い! 既出してる情報を頼りにここで言ってますから!」と、おどけてみせた。

 ついには「なんとかして嵐情報を得たい!」と、むしろリスナーのほうが自分よりも詳しいのではないかとして、番組宛てに送ってきてほしいと頼み込む始末。もはや嵐の最新情報を求める心境はファンに近いものがあるのか、記念日と重なった放送も「とりあえず『ベイスト』聞いとこうかっていう」となったはずだ、とファン目線に立って予想。そして「なんか情報あるか~? あ~、やっぱないか~って。最後の最後まで聞いて、本当はなんかあるのかな? あ~やっぱり知らないんだ、この人たち」と、肩すかしにあったのではないかとも。

 とはいえ、リスナーから期待されなくなるというのも心外なようで、「嵐だから、だって俺。俺だって、嵐だもん」と言い張る場面も。そんな「嵐の二宮和也」が、メモリアルな日に発信するとっておきの嵐情報が「11月3日はデビュー日だっていうことです! 事実ですから」と言い切る姿で笑いを誘った。

 狙ってか狙わずか、この日の放送は冒頭に「嘘」、そして中盤には「話のオチ」が話題になっていた。「俺、嘘だけはつかないんですよ。ごめんなさい。なんか厳しく聞こえてたら!」と、もはや「それが嘘!」とツッコまずにはいられないトークを繰り広げたかと思うと、「(オチをつける)構成をしちゃうのは職業病」と言っていた二宮。その言葉通り「嵐情報が入ってこない」なんて言う「そんなわけないでしょ!」とツッコミたくなる話で楽しませ、しっかり「俺だって、嵐だもん」とオチをつける。そんな我らが嵐の二宮和也“らしさ”と同時に、ファンと同じく嵐を楽しむ1人としての二宮和也を感じられた25周年記念日のオンエアだった。

(文=佐藤結衣)