“生涯独身”を決意していた47歳女性、14歳下男性と出会いスピード婚「孫の顔を見せてあげるのは難しい」夫の両親に説明も
27日、『新婚さんいらっしゃい!』が放送され岩手県盛岡市に住む新婚さんが登場した。
今回出演するのは岩手県盛岡市に住む新婚さん。まずは2人に会うため、観光名所にもなっている庶民の台所「盛岡神子田朝市」へ。夫は家族で青果店を営み、毎朝、この朝市に出店しているのだという。ひときわ目立つ夫は、192cmという高身長。妻は保育園で給食の栄養士をしているそうで、なんと14歳も年上の47歳。しかも出会って半年も経たずに入籍したスピード婚だった。
スタジオに登場した妻は「一生、縁がない番組だと思って見ていたので、出演できてうれしい。夢のよう」と感慨深げ。そもそも結婚に興味がもてず、女手一つで姉と自分を育ててくれた母と2人での備えも、考え始めていたところだったという。
そんな彼女の人生を大きく変える転機となったのが、昨年11月。神子田朝市で働く友人に誘われ、妻が忘年会へ参加した際、遅れてやって来たのが夫だった。すでに中ジョッキ8杯目に手をつけていた妻に対し、夫は「ビールを無邪気にたくさん飲む素敵な方」と好印象。一方の妻は、二次会のカラオケスナックで聴いた夫の美声に胸キュン。
夫に惹かれつつも、14歳も年下では恋愛対象と見られず、その日は連絡先も交換せず別れた。しかし1カ月後に運命の再会が。早速その夜から長電話を始めるも、「『いっせーので』で切ろうか」などという十代顔負けの甘酸っぱいやり取りが…。こうして再会1週間で交際をスタートさせたが、夫は実家暮らし箱入り末っ子。33歳の息子に対してとは思えない、母から強いられた厳しい「実家ルール」があったため、妻宅との1日2夕食という二重生活を送る羽目に…。この事実は、観覧に来ていた母も妻も「知らなかった」と愕然としていた。
そこで交際を白状し、年齢差まで伝えると、母が静かにフリーズ。すでに2人の意志は固まっていたが、「47歳という年齢、孫の顔を見せてあげるのは難しい」と妻は反対される覚悟で、夫の両親のもとへ挨拶に行くことに。対面すると夫が開口一番、「結婚したい」と言ってくれたので、妻も勇気を出して想いを伝えたところ、義母が「嬉しいです。こんな日を待ってました」と言ってくれたという。妻が涙ながらに語る当時のエピソードに、スタジオ中が感動。妻の言葉通り、「家族っていいなぁ」と嬉しくなる新婚トークを披露してくれた。