8回、3ランを放つ大谷(提供・共同通信社)

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 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、メッツ0−8ドジャース」(16日、ニューヨーク)

 場所を敵地ニューヨークに移して7回戦制の第3戦が行われ、大谷翔平選手は「1番・DH」で出場。初めて走者ありの場面で登場となった八回1死一、二塁の第5打席で試合を決定付ける3ランを放った。ポストシーズン2本目、優勝決定シリーズは初の本塁打。ライトポール際への一発。メッツベンチからファウルではないかとの指摘があったが、その後、審判が確認し、腕を回した。

 大谷はこの打席まですべて走者なしで登場。先頭打者だった第1打席は一ゴロ、第2打席は四球、第3打席は右飛だった。第4打席は直前でキケ・フェルナンデスが2ラン本塁打を放ち、再び走者なしで打席に。空振り三振に倒れた。ポストシーズンでの走者なしの打席は25打席無安打となった。初戦の第3打席の安打から11打席連続ノーヒット(4四球を含む)となっていた。

 この打席まで走者ありの打席は8打数6安打で打率・750だった。

 SNSでは「ランナーいると打てるという不思議な大谷さん」、「得点圏だけ絶対打つマン大谷」と沸いていた。