目黒連

 9月16日、目黒蓮主演の月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)第11話が放送された。

 夏(目黒蓮)は、亡くなった元恋人の南雲水季(古川琴音)との間に生まれた娘の海(泉谷星奈)と2人で生活することを決断。これまで海と同居していた祖父の翔平(利重剛)と祖母の朱音(大竹しのぶ)は、孫と離れることを寂しがる。ある日、海は、“友達”である夏の元恋人の弥生(有村架純)とともに美容院「スネイル」へ。そこには夜々(今田美桜)がいて…という話が展開した。

「美容師・夜々役の今田さんは、『海のはじまり』の脚本家が手掛けるドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系・2023年)でも夜々役で出演しており、同じ役でのサプライズ出演でした。さらに、海役の泉谷さんは、『いちばん』で幼少期の夜々を演じており、“W夜々”の共演が実現したわけです」(テレビウオッチャー)

 このサプライズに、Xでは

《W夜々ちゃん最高でした》

《久々に夜々ちゃんが見れて感動》

 など、歓喜の声が多数。「夜々ちゃん」「今田美桜ちゃん」がトレンド入りした。

 しかし、肝心のストーリーの方は……。

 海(泉谷)がアパートからいなくなり、向かった先はかつて母・水季(古川琴音)が働いていた図書館。迎えに行った夏(目黒)は、津野(池松壮亮)に「南雲さん(水季)がいたときもいなくなったときも、お前いなかったもんな」と言われ絶句。

 南雲家に迎えに行った夏に、海は「ママも寂しそうだった。ママいたのに、なんで一緒にいてくれなかったの?まだパパじゃなかったから?なんでママがいたとき、パパになってくれなかったの?海、ママとずっと一緒にいたもん!いなかったの夏くんじゃん!」と感情を爆発させた。

 こうした夏にとってかなりハードな展開にXでは、

《海のはじまりずっと地獄で吐きそう》

《夏、相変わらず周りからフルボッコされてて辛くなるわ 理不尽がすぎるって》

 などの声が。特にやり玉に挙がっているのは、夏には中絶すると告げながらも海を産んで亡くなった水季(古川)だ。

《夏くん、不器用ながらめっちゃ頑張ってるのに… 身勝手な水季のせいで、主要人物誰も幸せになってないやん》

《海のはじまり見ててしんどい。これ全部水季のせいぢゃん。夏が可哀想すぎて…まぢで胸糞悪い》

 などの辛辣な声で溢れかえり、「水季のせい」「夏くん可哀想」などのワードが放送直後からトレンド入りする事態に。なかには、

《今日は今田美桜ちゃんが、夜々ちゃんが出たことに歓喜しテンションあがったのが唯一の救いかな 最終回どーなるんでしょう?》

 との声もあった。

『海のはじまり』は次回が最終話。この地獄展開をどうやって収拾させるのか、多くのファンがやきもきしている。