櫻坂46「Start over!」より

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 昨年6月に発売された櫻坂46の6thシングル表題曲「Start over!」のMV視聴回数が、今月21日に1000万回を突破した。1stシングル「Nobody’s fault」から高いクリエイティビティを発揮してきた櫻坂46のMV。1000万回という数字は、それが評価された証とも言えるだろう。そこで本記事では、グループ公式YouTubeチャンネルで公開されているMVの中から、視聴回数が多い楽曲を紹介する(数字は2024年4月26日現在のもの)。

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【3位】Start over!(1007万回)
公開日:2023年5月30日 監督:加藤ヒデジン

 第3位は、冒頭でも紹介したように1000万回を突破した「Start over!」。2023年6月発売の6thシングル表題曲で、二期生の藤吉夏鈴が初の表題曲センターを務めた。監督は今作から7thシングル「承認欲求」、8thシングル「何歳の頃に戻りたいのか?」と3作連続で指揮を執った加藤ヒデジン。櫻坂46のMVを最も多く手掛けている監督だ。本楽曲では「櫻エイト」を廃止し、一期生と二期生全員が参加。間奏で藤吉と一期生の小林由依が、火柱が立つ中で踊るシーンがあるが、「小林由依 卒業コンサート」では、ライブでこのシーンが完全再現されるというエモーショナルな演出がなされた。

【2位】BAN(1210万回)
公開日:2021年3月17日 監督:加藤ヒデジン

 第2位は、2021年4月発売の2ndシングル表題曲「BAN」。1stシングルの「Nobody’s fault」に続き、森田ひかるがセンターを務めた。監督は加藤ヒデジン。「BAN」は“禁止”を意味し、諦めない強さを表現しているという。当時、メンバーは振り付けについて「過去一で難しいダンス」だと語り、MV撮影の後には筋肉痛がすごかったのだとか。「3rd TOUR 2023」では、三期生を交えた全員でのスペシャルバージョンを披露するなど、櫻坂46のライブには欠かせない曲となっている。

【1位】なぜ 恋をして来なかったんだろう?(1287万回)
公開日:2022年11月18日 監督:加藤ヒデジン

 第1位、櫻坂46のMVで最も視聴されているのは、1stシングル「Nobody’s fault」収録のカップリング曲「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」だった。センターは二期生の藤吉夏鈴が務め、初めてのセンター曲。監督は加藤ヒデジン。初恋で心情が変わっていく少女を表した楽曲で、「螺旋階段」と「しがらみの糸」でそれを表現しているという。MVの中での糸を使用した演出は、ライブでもさまざまな形で披露されてきた。ラストに見せる藤吉の少し照れたような笑顔は、『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系/毎週日曜24時50分)MCのハライチ・澤部佑がお気に入りであることはおなじみ。