月7万円で一人暮らしする40代女性ミニマリスト。ストレスをためずお金を使わない秘訣
「月7万円で心が満ちる」。そんなの無理!と叫んだ私。

『低コスト生活』(朝日新聞出版)は、お金を使わず心を満たす、そんな夢のような本。著者・かぜのたみさんは、登録者数5.86万人のYou Tuberで「暮らしと自分をととのえる」をテーマに配信しています。

◆ミニマルライフ=我慢、ではない

会社員を辞め、自分に合った働き方や生活を模索するうちに自然と、少しのものとお金で暮らす生活スタイルになったそうです。お金がないと何もできない、と思いがちな私達。でも、かぜのたみさんの暮らしは、優雅でとても自由です。

「少しのものとお金で暮らすこと=我慢ではない」「少しのものとお金で暮らすこと=本来の自分に戻すこと」。こんな風にとらえてみると、お金との関係性が変わってくるのかもしれません。

◆そんなに頑張らなくてもいい

数年前まで、ごく普通の会社員生活をしていた、かぜのたみさん。職場で浮かない服装を選び、ランチや飲み会の誘いにのって、同僚や上司にプレゼントを贈る。それが当然だと信じていると、いつの間にか疲弊している自分にも気づかずに、お金ばかりが出て行ってしまう。

毎月決まってお給料が入ってくる安心感と、「自分」が目減りしていく不安感。ふたつの感情が拮抗している状態が、いわゆる「頑張っている」感覚なのでしょう。

「いまの自分」をほどほどに気に入っていれば、無駄なお金も使わなくて済む、というのがかぜのたみさんの実感です。自分で自分を認められないと、ハードルを上げるための努力とそれに伴う悩みが増えてしまいます。

努力が悪いのではなく、周囲と比較しない、自分が好きな本当の自分を認めてあげると、楽に生きられるのではないでしょうか。

◆自分だけの満足を探そう

「スタバで読書するのが楽しみ」だとしたら、節約のために我慢するのは苦痛になります。とはいえ「スタバの何が好きなのか」という点を見つめなおすと、意外な盲点が見つかるかもしれません。

おいしいコーヒーが好きなら、ワンランク上のコーヒー豆を買って自宅で淹れる。店内のBGMが好きなら、自宅でカフェ計画ができないか模索してみる。

「ハッピーの元は意外なところにある」とかぜのたみさん。自分と対話していくと、思わぬ発見があるはずです。

流行っているからあの場所に行かなくてはならない。話題についていけないからあれを食べなくてはならない。それって、本当にやりたいこと? ストレスになるだけなら、「しない」選択も必要。衣食住の基準を周囲や世間体ではなく、「自分」にするだけできっと生活が変わるのです。

◆かぜのたみさんの生活費

かぜのたみさんのある月の生活費を公表します。

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〈固定費〉
 家賃 5万円
 水道光熱費 水道1500円
 電気・ガス 1700円
 通信費 5400円
〈変動費〉
 食費 3900円
 交際・娯楽費 2800円
 服飾・日用品費 0円
〈合計〉6万5千円
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かぜのたみさんはひとり暮らしですが、ひと月0円項目はまさに神です。お金を使わず、ストレスを発生させず、日々を充実して過ごす。時間を自分だけのために生かす秘訣を、本書から抜粋しますね。

◆あなただけのスペシャルな暮らしとは

●【『すぐに買わない』トレーニング】

STEP1「新しく取り入れることをやめる」
STEP2「明らかに使っていないものを手放す」
STEP3「使っているものを少しずつ整理する」。

100均に行くとつい「便利そう」と手にしてしまうグッズ。いったん冷静になって「便利」の耐久年数をシミュレーションしてみるのも一考。

●【ちょっとやめてみる】

目まぐるしく変化する情報化社会に生きる私達。朝起きてから寝る直前まで、無意識のうちに膨大(ぼうだい)な情報につかりきっているのです。