松本清張ドラマで共演・オスカープロ武井咲と後藤久美子にかかる「プレッシャー」

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 女優の後藤久美子が、テレビ朝日開局65周年記念として2024年1月3日に放送されるドラマ「顔」に主演する。

 同ドラマは松本清張の同名小説を、脚本家の浅野妙子氏が現代版にアップデート。後藤は所属事務所「オスカープロモーション」の後輩で女優の武井咲とW主演を務めている。

 後藤は「ゴクミ」の愛称で元祖「国民的美少女」として活躍するなど、オスカープロの看板女優だったが、1996年にF1レーサーのジャン・アレジと事実婚してからは海外に生活拠点を移し表舞台から姿を消していた。今回は49歳になった後藤にとって30年ぶりのドラマ主演となる。

 ドラマライターが語る。

「同ドラマは、ここ数年タレントの退所が続きパワーダウンした感が否めない事務所にとって、絶対に成功させたい作品。後藤と武井という2大女優の出演で、世間の注目を一気に集めたいところでしょう。一方で懸念されているのが双方の演技力です。武井は松本清張の名作『黒革の手帖』(テレビ朝日系)の主演で見事に悪女を演じきってはいるものの、約6年前のこと。その17年にはEXILEのTAKAHIROと結婚し二度の出産を経て22年に活動を再開させていますが、ドラマはその間の『黒川の手帖』のスペシャルのみ。撮影はかなりのプレッシャーだったでしょうね」

 一方の後藤も、19年に「男はつらいよ お帰り 寅さん」で23年ぶりに映画出演しているが、本格復帰しているとは言えない状況だ。

「オスカープロの女優で今の主軸は小芝風花ですが、一人に頼ってばかりもいられない。なんとかベテラン2人に高視聴率をゲットしてもらい、存在感を見せつけてほしいものです」(前出・ドラマライター)

 果たしてどのような数字となるか。

(ケン高田)