Twitterは短文投稿が売りのソーシャルネットワークであり、サービス開始当初から倍にはなったものの、記事作成時点で最大280文字と1回の投稿に含められる文字数に上限が定められています。新たに、Twitterがサブスクリプションの「Twitter Blue」加入者向けに、最大4000文字を一度に投稿可能な機能の提供を開始しました。





アメリカでTwitter Blueに加入している人は、2023年2月9日から1つのツイートに最大4000文字を入力できるようになりました。ただし、タイムライン上に表示される文字数は280文字に制限され、ツイート全体を読むための「もっと見る」ボタンが新たに付け加えられます。

長いツイートにはこれまで通り写真やハッシュタグ、投票などを含めることができます。長いツイートに対する返信やリツイート、引用リツイートはTwitter Blue加入者・非加入者問わず誰でも行うことが可能。Twitter Blue加入者は返信やリツイート、引用リツイートでも4000文字を入力することができます。

この変更に対し「文字数の限られたプラットフォームで長い投稿を望むことは理解できます。一方でTwitterの文字制限は、ユーザーに簡潔さを求め、自分の主張を明確かつ効果的に伝えることを促すというTwitterのポジティブな側面を示しているとも思います」という意見を840文字で伝えるユーザーが登場。





「こんなに長いツイートを1つでも見かけたらミュート(当該アカウントの投稿非表示)します。全部を読んでいる時間がないからです」と非難するユーザーも。





「レシートかよ」と突っ込むユーザー。





コラ画像を投稿するユーザーもいます。





なお、Twitterのイーロン・マスクCEOは2022年12月時点で「Twitterが280文字から4000文字に増やそうとしているというのは本当ですか?」というユーザーの質問に対し「はい」と回答していました。開発努力が実を結んだ結果の実装であることがうかがえますが、一方でTwitter Blueの加入者はアメリカで約18万人、全世界で約29万人しかいないことが伝えられており、収益獲得は難航しているものと見られています。