再び3Dで体験! 『アバター』ディズニープラスで配信中
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 『タイタニック』(1997)のジェームズ・キャメロン監督が手掛けた、世界歴代興行収入第1位に輝く超大作『アバター』(2009)のリマスター版『アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター』が、12月公開の続編に先駆け、9月23日から10月6日までの2週間限定で劇場公開されることが決定した。

 『アバター』は、22世紀の惑星パンドラを舞台に、星の貴重な資源を狙う人間と、先住民族ナヴィの争いを描くアドベンチャー超大作。ナヴィと呼ばれるこの星の種族と接触を図るため、彼らと人間のDNAを組み合わせた肉体(アバター)の操作員となった元海兵隊員ジェイク(サム・ワーシントン)が、彼らの生き方を学ぶうちに、課せられた任務に疑問を抱き、パンドラのために戦う姿が描かれた。

 キャメロン監督は当時、独自の革新的な3Dカメラを開発し、3D革命とまで呼ばれた映像体験を実現。それまで歴代興行収入トップだった『タイタニック』の記録を自ら塗り替え、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)に更新されるまで王座を守り続けた。その後、2021年に中国で再上映され、世界1位に返り咲いている。

 今回上映されるのは、さらに進化した3D映像に一新され、重要なシーンが追加された特別版。プレミア・ラー ジ・フォーマット含む全国約200館の3Dスクリーンで、再び脅威の映像を目にすることが可能となる。

 12月16日からは、13年ぶりの新作となる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が公開。1作目の約10年後を舞台に、パンドラの一員とな理、ナヴィ族の女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と結ばれたジェイクが、再び現れた人類によって、子供たちと暮らしていた森を追われ、“海の部族”の元で侵略に立ち向かう。『3Dリマスター』の上映は、さらに進化した映像体験を前に、『アバター』の衝撃を振り返る機会となりそうだ。(編集部・入倉功一)