Sexy Zoneの佐藤勝利が10日、都内で行われたWOWOWオリジナルドラマ 『⻘野くんに触りたいから死にたい』(3月18日より放送&配信スタート、全10話)の完成報告会に、共演の郄橋ひかる、神尾楓珠、里々佳とともに出席した。


本作は『月刊アフタヌーン』に連載中の大人気同名コミック(講談社)が原作。幽霊カレシと女子高生の萌えキュンストーリーと本格的なホラー描写が展開され、波乱の恋の行方が見逃せないホラーラブストーリー。主人公の⻘野龍平役を佐藤が、⻘野の恋人・刈谷優里役を高橋が、同級生の藤本雅芳役を神尾が、同級生の堀江美桜役を里々佳が演じる。


登壇直後の挨拶で、佐藤は「幽霊で触れないので、ハグをするシーンも枕を立てて、優里ちゃんがそれを青野くんに見立ててハグしたりして、むずがゆくて切ないラブストーリーですし、ホラーラブストーリーなので怖い部分も多々あって、家で夜遅めに見たんですけど怖かったですね。時間帯もあったと思うんですけど、1回再生を止めて、次の日の午前中に見ました。それくらい本格的なホラーの部分もあるので、見る方は注意してみてください」とオススメし、「ホラーな部分もキュンキュンして切ないラブな部分もどちらも楽しんでいただけたらなと思います」とアピールした。


続けて、郄橋は「郄橋ひかるという人物を知っていただいている方は、刈谷優里を演じることができるのかと思っていただけるような正反対な役で、優里ちゃんは真っ直ぐでふわふわしていて、何を考えているかわからないところがあって、掴みどころがなかったり不思議な女の子だなという印象を抱いていたんですけど、演じていくうちにどんどんシンクロしていく感じが、今まで演じてきた役の中でも1番感じた役でした」と打ち明け、原作の椎名うみ氏からは「優里に共感してくれる人はあまりいない」と言われていたそうだが「私は優里ちゃんの気持ちがすっごくわかるというか、(役と同様)一目惚れもしやすいですし、思い込みも激しいですし、“優里って私ですか?”って思うくらい共感していって、演じているうちに優里になっていく感覚があったので、それをみなさんに感じていただきたいなと思いますし、幽霊に恋をするってどうなるんだろうって思ったんですけど、それをみなさんにスクリーンというか画面上で楽しんでいただきたいと思います」と笑顔で語った。


また、自身が演じた役の印象や、役を演じた感想について佐藤は「幽霊役なので、僕が布団に手をかけても布団が凹んじゃいけないので、ちょっと浮かしていたりして、幽霊としての不自由さがあるんですけど、自由な役だなとも感じました」と吐露し、「幽霊なので瞬間移動をしたり、普通の人ではできないアプローチをいっぱいできたので楽しかったですし、僕を幽霊のように見せてくれるのは、周りの俳優のみなさんが僕を見ないようにしたり、スタッフさんが僕の影を消してくれたりして、みなさんが青野くんを幽霊に見せてくれていたので、周りに感謝しながらやっていました」と頭を下げた。


加えて、完成した作品を見た感想を聞かれると「CGが本当にきれいで、水族館の水槽の中に入るシーンもすごくきれいですし、CGじゃないように見えました。僕が好きなのはピアノを一緒に弾くシーンで、優里ちゃんと青野くんの指が重なって、一緒にピアノを弾くシーンはかわいくて、きれいで、キュンキュンできる僕のお気に入りのシーンですね」と声を弾ませた。


また、この日は“佐藤の日(3月10日)”だそうで、全国の佐藤さんに向けてメッセージを求められた佐藤は「だから今日にしたんですか?絶対、明日(里々佳の誕生日)にしたほうがよかった」と苦笑しつつ、「日本一多い苗字だと思うんですけど、不便だと思うところは予約とかで苗字だけでは通らずフルネームを聞かれるとか、ちょっとした煩わしさは共感していただけると思うんですけど、日本一多いので自信を持って佐藤を頑張りましょう!」と笑顔を見せたが、「これは何をやっているんですか?」と我に返って困惑。


MCから全国に佐藤さんが185万人いることが明かされると、神尾は「185万人が『青野くん』を見るチャンス!」と背中を押し、佐藤は「そんなにいるの?すごっ!たぶん親戚なので見てください」とにっこり。なお、高橋さんは全国で3番目に多く139万人いるそうで、郄橋は「負けました」と肩を落としつつ、「高橋さんも見てください」とアピールした。