清原果耶さん(写真:アフロ)

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ジャニーズグループ「Sexy Zone」菊池風磨さんが出演するテレビドラマ「ファイトソング」(TBS系)第9話が2022年3月8日に放送され、菊池さん演じる慎吾の告白シーンに反響があがっている。

耳の聞こえない花枝に「フリップ」を使って告白

「ファイトソング」は2017年放送の朝ドラ「ひよっこ」(NHK)や2012年放送のドラマ「最後から二番目の恋」(フジテレビ系)などで知られる脚本家・岡田惠和さんオリジナル作品。不慮の事故で空手日本代表の夢を諦めたヒロイン・木皿花枝(清原果耶さん)と芦田春樹(間宮祥太朗さん)、花枝に片思いする幼なじみ・夏川慎吾(菊池さん)の三角関係を描いた恋愛ドラマ。

※以下、ネタバレを含みます。

花枝が芦田と別れてから2年が経った。手術を終えた花枝は耳が聞こえなくなってしまったが、読唇術を会得したり周囲のサポートを受けたりしながら平和な日常を送っている。そんなある日、花枝本人から芦田とヨリを戻す気はないと聞いた慎吾はついに真剣に告白することを決意。花枝をデートに誘い、2人の思い出の場所であるお寺へ向かう。

すると慎吾は「ちゃんと伝えたいんだ」と、おもむろにスケッチブックを取り出す。ページをめくると、そこには「俺はずっとお前だが好きだ」「女の子として好きだ」と書かれており、慎吾は花枝の目を見て文字を読み上げる。

「猛烈にしんどい」

さらにページをめくると、「大好きだ」「ずっと花枝に恋してる」とし、口頭で「ずっと、ずっと、ずっと、ずっと。俺は花枝のことが好きだ。本当に、大好きだ」と長年募らせた想いをまっすぐ告白。花枝は、慎吾を「家族」を超えた存在だと伝えた上で、「世界で一番好きな人なのに、ごめんなさいって言うしかないよ。ごめん、慎吾」とこれまで芦田とのことで傷つけてしまっていたことを涙ながらに謝罪する。その後、慎吾は「俺の恋人になってください」と書いた紙を飛ばし、「これからも変わらずよろしくな」と書いたページを花枝に見せるのだった。

ともに児童養護施設で育った特別な関係の花枝に長年片思いしてきた慎吾の、フリップを使ったまっすぐな告白に対し、視聴者からはインターネット上で「ひとつ飛ばした告白のページと、これからもよろしくな。慎吾ちゃん、どんな気持ちで2つのページを書いたんだろう。どんな気持ちであのページ飛ばしたんだろう...まだ涙がとまりません」「慎吾があのフリップ芸(失礼)を前の晩に書いてかと思うと、猛烈にしんどい!」「慎吾、世界一切ないフリップ芸人だよ...」などと反響があがっている。