菊池風磨(Sexy Zone)が、1月11日スタートの火曜ドラマ『ファイトソング』(TBS系、毎週火曜よる10時〜)の制作発表会見に清原果耶、間宮祥太朗とともに出席した。



ドラマは清原演じる、空手の日本代表の夢破れた木皿花枝が、持前の根性で逆境だらけの運命に立ち向かっていくヒューマンラブコメディ。花枝と三角関係を繰り広げる一発屋の変人ミュージシャン・芦田春樹を間宮が演じ、菊池はハウスクリーニングを経営する花枝の幼馴染・夏川慎吾を演じる。


自身の役について菊池は「とにかく主人公の花枝ちゃんが大好きで、一途に愛を叫び続ける、そんな役になってます」と紹介。作品については「三角関係とは言え、すごくみんなそれぞれがまっすぐな想いを抱えていて、みんなのことを応援したくなるような、そんなドラマになっていると思います」と話した。


本作で空手初挑戦の清原については「もうキレキレで」とその動きを絶賛。「めちゃめちゃドヤ顔に見えましたけどね(笑)」と話すと、すぐさま清原から「何言ってるんですか!(笑)」とツッコミが。恥ずかしそうにする清原の横で「胸張ってやれてましたよ。何の問題もなかったです」とべた褒めだった。


慎吾と花枝のわちゃわちゃした自然な掛け合いもドラマの一つの見どころ。二人の掛け合いについて、「素だよねぇ〜」と清原の方に首を傾けた菊池に対し、清原は「楽しかったですよ」とニッコリ。菊池は「すごい いなされましたけど(笑)素に近くない?」ともう一度清原に問いかけつつも、「僕はほんとは根暗なんで…、めちゃめちゃ頑張ってます」と明かした。


また、カメラがまわっていない時でも「比較的しゃべってるよね、ずっとね。」と話したところで、間宮から「どのぐらいアドリブ入れてるんだろう、風磨」とアドリブの話題へ。菊池は「探り探りですよ。さし込めるところはさし込んでますねぇ。でもやっぱり火曜10時TBSっていうことで、まだ控え目です」と笑った。しかし、その後アドリブ部分を挙げていると、「ほとんどアドリブ?」(清原)「どこらへんが控え目なのか」(間宮)との声が。菊池が「こわいでしょ?」と問いかけると、清原と間宮は「こわい」と口を揃える。さらに「後半になって僕がこの現場になれてきたら、もう手つけられなくなっちゃうかも」とアドリブ量産宣言!?清原は冷静に「花枝っていう役はわりとスルーしても問題ないので」と言ったが、菊池曰く「結構応えてくれますよ。やっててこっちが逆にビビっちゃう時ありますよ。アドリブで返して流されるだろうなと思ったら返ってくる時とかあるから」と清原の対応力に驚くこともあったそう。清原も「楽しくなって応えたくなる」という二人のやりとりに注目だ。


タイトルの『ファイトソング』にちなんで、聴くと元気になる曲は?という質問も。清原と間宮が目を合わせて考えを巡らせる様子を見せる中、「いいですか?僕」と真っ先に答えが浮かんだ菊池は『マツケンサンバ』と回答。少し笑いが起こったが、「これふざけてるわけじゃなくて、ラジオからマツケンサンバが流れてきたときに“がんばろう”って思ったんですよね」と語った。その後、間宮がPerfumeの『STAR TRAIN』、清原が同じくPerfumeの『ポリリズム』と回答すると、菊池は「じゃあ俺もやっぱり『チョコレイト・ディスコ』にしていいですか?」とPerfumeの曲に揃えようとしていた。


また、間宮がTikTokに苦戦したことを明かすと、清原も同調。「でも菊池さん得意…?」と話を振られた菊池は「僕は得意。根がギャルなんで」と言い、前出の「根暗」発言をツッコまれていた。さらに清原から「隙あらばつまみ食いしようとしてて」と甘いものへの執着を暴露されると、「戸次さんに連れられてるだけです」と共演の戸次重幸の名前を出して、オールバックでメガネ姿のいかつい戸次がフォークを握りしめた様子が怖かったというエピソードを披露した。


ほっこりする空気感で会見が進み、進行を務めた宇内梨沙アナウンサーから「きっと間宮さんが良い雰囲気を作られてるのかな…」とコメントがあると、間宮はすかさず「いや風磨でしょ。この間3人のシーンめちゃめちゃ楽しかったんだから、風磨のおかげで」とあるシーンに言及。しかし、菊池は「いじってるんですよ、僕のシーンを」と説明している間に、清原と間宮が頷いて笑い合う様子も。「二人がケタケタ笑いながら(シーンを)チェックしている」と菊池はボヤいたが、宇内アナの「いるだけでみんなをほっこりさせられる存在」との言葉に、「テディベアみたいなとこあります」と笑いを誘った。


終始3人の雰囲気の良さが伝わる会見。この空気感でどんなふうにドラマがつくられていくのか注目だ。




(C)TBS