Jリーグは6月19日から新ルール!! 例年より1か月早い適用開始へ

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 日本サッカー協会(JFA)は13日、第5回理事会を行い、2021-22年の新競技規則を6月19日からJリーグ公式戦に導入すると発表した。

 2020-21年の新競技規則は国際サッカー評議会(IFAB)が定める国際統一ルール。主にハンドの反則に関して変更が行われている。IFABはコロナ禍を受け、施行日を例年より1か月遅い7月1日に設定していたが、例年7月下旬〜8月下旬に導入しているJリーグは前倒しで適用開始することになった。

 黛俊行審判委員長によると、適用開始の前倒しは6月上旬に組まれている国際Aマッチウィークと7月下旬〜8月上旬の東京五輪を受けての措置。国際Aマッチウィーク期間にはJ1リーグが中断するため、その期間に選手・スタッフへの周知を進めておき、Jリーグで順応しながら東京五輪に備えていく構えだ。

 各大会の適用開始日は以下のようなスケジュールとなっている。

▽国内リーグ

J1:6月19日(第18節)

J2:6月19日(第19節)

J3:6月19日(第12節)

ルヴァン杯:9月1日(プライムステージから)

JFL:6月19日(第13節)

WEリーグ:9月中旬(開幕節)

なでしこ1部:6月19日(第12節)

なでしこ2部:6月20日(第9節)

▽JFA主催大会

天皇杯:7月7日(3回戦)

各種全国大会:原則7月25日(決勝大会)

※高円宮杯プレミアリーグは9月から

▽都道府県協会主催大会

遅くとも2022年4月1日

(取材・文 竹内達也)