「島は沈んでしまう」伊豆大島 観光再開に賛否両論

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 25日に緊急事態宣言の解除が判断される東京のなかでも感染者が出ていない伊豆諸島の大島では、観光の自粛要請の解除を巡って島内で賛否が分かれています。

 新型コロナウイルスの感染者がゼロの東京・大島町では現在、観光客に対して大島への観光自粛を求めています。

 賛成している住民:「観光が中心の島なので経済が止まってしまうのが懸念点」

 反対している住民:「お金も大変だけど、命を大事にしたいと思う」

 人口約7400人の観光が主要産業の大島には病院がないうえに一番大きな診療所でも病床数は19しかなく、PCR検査を受けることはできません。感染が確認された場合はヘリコプターなどで都心の病院へ搬送することになります。

 三辻利弘大島町長:「正直、現状で参っているところ。このような状況がもうしばらく続けば、島は沈んでしまうと言っても過言ではない」

 町長は緊急事態宣言が解除された後に観光の自粛要請の解除について、町民の声を踏まえて判断する予定です。