秋から冬にかけて、鍋や煮物の具材として大活躍してくれる「大根」。そんな大根ですが、なかなか一本使い切ることができず、余ってしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、大根を美味しく消費できるレシピを5つご紹介。余った大根も使い方次第で、家族が喜ぶ料理に変身しますよ。いずれも定番料理に加えたくなる作りやすいレシピです。

■ニンニクの香りが効いた、漬物感覚で食べられる大根のナムル

出典:E・レシピ


大根のポリポリとした食感を存分に楽しめるのが、こちらのレシピ。歯応えが良く、ニンニクとごま油の香りがたまらない大根のナムルです。柔らかくなりすぎないので、サラダや漬物感覚で食べられます。お酢の味わいで、サッパリといただけるのも魅力。ご飯がどんどん進みますよ。

材料の大根の葉がない場合は、代わりに刻みネギを使っても問題ありません。お好みで茹でたホウレンソウやモヤシ、ニンジンを入れても美味しくいただけます。冷蔵庫に入れておけば、5日ほど保存も可能です。常備菜にもピッタリなレシピ! ぜひお試しください。

■サッパリとした梅ドレッシングでいただく、大根サラダ

出典:E・レシピ


大根を大量消費できるレシピのひとつ「大根サラダ」。このレシピは梅ドレッシングでサッパリといただけます。

作り方はとっても簡単。器にしっかり水気を拭き取った大根を盛り、食べる直前に手作りの梅ドレッシングをかけるだけです。梅ドレッシングは、梅干しの種を取り、包丁でペースト状になるまでたたき、甘酢、サラダ油、だし汁、しょうゆと混ぜ合わせればオッケーです。

たった10分で作れるので、時間がないときにも最適。大根は、スライサーを使って千切りにするとラクです。海苔や刻みネギをトッピングするのもオススメ。

■ツナの旨みがしっかりとしみ込んだ、大根とツナの煮物

出典:E・レシピ


ほっこり温まる煮物が食べたくなったら、こちらのレシピを作ってみるのもいいでしょう。ツナの旨みがしっかりとしみ込んだ、大根とツナの煮物です。大根とツナ缶、調味料だけで作れるので、いつでも気軽に作れて便利。

作り方は、鍋にすべての材料を入れて強火にかけ、煮たったら中火にし、落とし蓋をして大根が柔らかくなるまで煮て、器に盛れば完成です。柔らかくなった大根の甘さとツナの旨味が見事にマッチし、パクパクと食べられます。コクがあり、ご飯のおかずにピッタリです。仕上げに刻みネギを散らすのもいいでしょう。

■カリッ、もっちりとした食感がやみつきに! 大根もち

出典:E・レシピ


大根をおやつ感覚で食べられるレシピがこちら。食感がやみつきになる本格的な大根もちです。表面はカリッ、中はもちもちとした食感で、一度口にすると止まりません。子どもから大人まで大満足できる一品です。

このレシピを上手に作るコツは、大根の水分量によって水の量を調整し、焦げつきに注意すること。また、フライパンで大根もちを焼く際、両面をこんがりと焼きましょう。この2点にだけ気をつければ、香ばしく美味しい大根もちが出来上がります。ご飯のおかずとしてはもちろん、おやつやおつまみにも最適です。

■バルサミコ酢をかけていただく、ジューシーな大根ステーキ

出典:E・レシピ


大根が「主役」として輝く、美味しい主菜がこちら! バルサミコ酢をかけていただく、ジューシーな大根ステーキです。イタリアンな味わいで、バターのコクとバルサミコ酢の酸味のコラボがたまりません。適度な歯応えがあり、焼き色がキレイで食欲をそそられます。

大根ステーキに添えるプチトマトにもサッと火を通すので、甘みが引き立ちます。仕上げにお好みで、イタリアンパセリを散らしてからいただきましょう。イタリアンパセリの代わりに、カリカリに焼いたベーコンとニンニクをのせるのも良さそう。トッピング次第で、自由にアレンジができる一品です。

今回ご紹介したレシピなら、余った大根を使い切ることができそうですね。どのレシピも大根の美味しさをとことん堪能できますよ。気になるレシピがあったら、ぜひ作ってみてくださいね。

(木下あやみ)