デ・リフト、ユーヴェ移籍決定前の報道に苦言「憶測はとても迷惑だった」

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 ユヴェントスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトが、移籍が決定するまでの報道に苦言を呈した。21日、オランダ誌『Voetbal International』が伝えた。

 移籍金7500万ユーロ(約90億円)でアヤックスからユヴェントスに移籍が決定したデ・リフト。今夏の移籍市場における注目株の1人として連日移籍報道がなされていたが、当の本人はそのことに対して不快感を露わにした。

「多くのメディアが僕がまるで一夜にして移籍先を決めたかのように報道していたけど、当然そんなはずはなかった。憶測はとても迷惑だったよ。僕自身は口を閉ざそうとしたけど、ソーシャルメディアでは絶対に不可能なことだ。受け取っていたメッセージは長いこと笑い飛ばしていたけど、途中からはうんざりするようになった」

 また、噂されていたマンチェスター・U移籍についても、「毎日何かしらの新しい報道があったね。唐突に『父親が太りすぎていたから、息子も太ることを恐れたあるクラブ(マンチェスター・U)が過去に獲得を見送っていた』と書かれたのには『勘弁してくれ』となったよ」と根拠のない報道に困惑したことを明かした。

 同選手は最後に代理人のライオラ氏について言及し、「彼は経験豊富だ。オランダではみんなが彼を尊敬していた。人々が(ライオラ氏を)どのように言っているかは気にしない。僕は自分にとってのベストは何かだけを考えている」と、ユヴェントス移籍のために暗躍したその手腕を評価した。