6月27日(木)21時までに予想される48時間降水量

写真拡大

25日は、日本付近は高気圧に覆われて晴れている所が多くなっています。一方、沖縄や奄美では梅雨前線の影響で曇りや雨となっており、夜には雨脚が強まって雷を伴う所もあるでしょう。この前線が夜にかけて九州南部に近づいてくる影響で、午後は九州でも南部を中心に雨の降る所がありそうです。また、26日(水)は夜にかけて前線が中国地方〜近畿付近に北上してくる影響で、西日本では雨の降りやすい天気となる見込みです。沖縄から九州南部にかけてや四国の太平洋側では激しく降る所もあるでしょう。

九州北部や四国、中国地方、近畿ではまだ梅雨入りの発表がありませんが、26日以降の雨の降るタイミングで記録的に遅い梅雨入りの発表となる見込みです。27日(木)にかけて、西日本の太平洋側中心に雨の量が増える予想となっていますので、梅雨入り早々の大雨に十分な注意が必要です。

(気象予報士・佐藤 温子)