「蒲田(かまた)」と「蓮田(はすだ)」、良く似ている。「蒲」と「蓮」の漢字が、実にまぎらわしい。間違えられることもけっこうある......ということで、埼玉県「蓮田市」と東京都大田区の「蒲田」が交流を始めた。

2018年1月17日、蓮田市のマスコットキャラクター「はすぴぃ」が東京都大田区を初めて訪問し、大田区のキャラクター「はねぴょん」と一緒に、羽田空港と区役所を「散歩」したのだ。

「はすぴぃ」と「はねぴょん」の出逢いの様子は、ツイッターにリアルタイムで投稿され、話題となった。

「今日は、大田区でお散歩してまーーす」「......楽しかったぴょん」


蓮田市ウェブサイト告知ページより

大田区のキャラクター「はねぴょん」の公式アカウントからは、こんなツイートが報告されている。

はねぴょんは、「昨日は、はすぴぃを羽田空港国際線旅客ターミナルと大田区役所に案内したぴょん」「午後は大田区役所でパシャりしてきたぴょん」とツイートしている。

また「はすぴぃ」は、「初めて飛行機も見ちゃった」「今日は、大田区でお散歩してまーーす」などと、報告している。

埼玉県蓮田市と東京都大田区には、それぞれ「馬込」地区が存在する。また蓮田市には黒浜貝塚、大田区には大森貝塚と、国の史跡に指定された貝塚もある......など、両者には共通点が多い。

Jタウンネットは2018年2月中旬、蓮田市広報広聴課に今後の予定を聞いてみた。「具体的には、まだ何も決まっていません。イベントなどで、『はすぴぃ』と『はねぴょん』が共演できるといいなぁ、と思っているのですが......」とのこと。

似た者同士ということでスタートした「はすぴぃ」と「はねぴょん」の友情だが、はたしてどんな発展を見せるのだろうか。