2018年2月12日、京都市動物園から動物人気投票の結果が発表され、アムールトラが1位となり、2018年度の特任園長が決定した。

動物人気投票は1月20日から2月4日まで、来園者を対象に実施された。総投票数2782票中、アムールトラは約4分の1の695票を獲得した。2位は、今年の干支にちなんでイヌ科のキツネの仲間フェネックで、509票。3位はニシゴリラで402票だった。

「アムールトラが強すぎましたね」「大きな猫って感じ......」


アムールトラ。写真はイメージです（Appaloosaさん撮影、Wikimedia Commonsより）

アムールトラは、シベリアトラともいい、トラの中でも大型の亜種で、冬毛が長いのが特徴だ。アムール川流域のロシア、中国北東部に分布している。夜行性で単独で行動し、イノシシ、シカの仲間、魚など、獲物はさまざまだ。

京都市動物園には3匹のアムールトラが飼育されているが、4月から特任園長を務めるのは７歳のオス「オク」だ。オクは2010年6月に同園で生まれた3兄弟の次男。体長は約2メートル、活発な性格で好物は牛の骨。

ツイッターにはさまざまな声が寄せられている。

「アムールトラが強すぎましたね」「大きな猫って感じだった」などといった感想だ。