iPhoneの電卓アプリは地味だけで仕事のできるアプリだった! 意外と知らない「電卓」の実用ワザ

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iPhoneには、「電卓」アプリ(計算機)が標準で用意されている。
電卓アプリは、目立たないが、実生活でスマホを使っていると、意外に役に立つアプリの一つだ。

買い物や飲み会・コンパでの割り勘計算、家計簿など、で電卓を使っている人も多いだろう。

そんな、iPhoneの「電卓」アプリには、実は、意外と知られていない便利な使い方やテクニックがある。

■コントロールセンターから素早く起動
iPhoneにアプリをたくさん入れると、地味な電卓アプリの場所がわからなくなる。
いざ、電卓を使おうしたら、見つからなくて、手間取ってしまった。
なんて、経験もあるだろう。


検索窓に「計算機」と入力すれば、探せるが、これは面倒だ。
もっと簡単で、よい方法がある。

実は、電卓はコントロールセンターから素早く起動できるのだ。


ホーム画面で下から上に指を滑らせて、コントロールセンターを起動する。メニューから電卓(計算機)をタップする。


■関数電卓として、使うことができる?
iPhoneの電卓アプリは、意外に知られていないが、関数電卓機能が備わっているのだ。

使い方は、iPhoneを横向きにして、画面を横位置にすればよい。

関数電卓には、三角関数やべき乗などの機能が用意されており、通常の四則計算だけでなく、複雑な計算もできる。


iPhoneを横向きにすると、関数電卓に切り替わる


■計算結果をコピーして、ほかのアプリで使う
iPhoneの電卓アプリは、計算結果のコピー機能にも対応している。
・計算結果をメモアプリやエディターアプリにコピー&ペースト
・計算結果を、家計簿アプリなどにコピー&ペースト
・計算結果を、SNSなどの投稿でコピー&ペースト
など、様々に活用することができる。

使い方は、数字の上で、指をしばらく置いておくと、「コピー」という文字が現れるので、そこをタップすればよい。


数字の上に指を置いて、「コピー」が現れたら、タップする


■間違った入力、数字を1つずつ消す
電卓で数字を押し間違えるというのは、よくある話だ。

たとえば、
勢いよく押してしまったために、2回同じ数字を入力してしまった。
などいうことは、よくあるだろう。

しかし、「C」キーを押してしまうと、入力した数字の全部がクリアされてしまう。

iPhoneでは、入力された数字の上で、左右どちらか一方に指を動かすと、数字をひとつずつ消すことができる。


数字の上で、左右どちらか一方に指を動かすと、数字がひとつずつ消える


■同じ計算を行う
同じ計算を繰り返して行うことを「定数計算」と言う。これができると、手間が省ける。
実は、iPhoneの電卓アプリには、この定数計算の機能に対応しているのだ。

たとえば、
2のn乗を知りたいとき、「2×2」を入力したら、「=」を押す、結果は「4」と出る。
ここで再び「=」を押せば「8」と計算される。つまり4×2=8と、定数計算をしてくれるのだ。
もう一回「=」を押せば、「16」と結果が出る。8×2=16と、定数計算が実行されるというわけだ。


「2×2」を入力したら、「=」を押し続ければ、2のn乗の計算が行える


ここで紹介した使い方を覚えておけば、iPhoneの電卓アプリを、もっと活用でき、生活の役にも立つだろう。


ITライフハック 関口哲司